独学2級FP技能士検定－１（自己採点と独学法）

2級FP技能士の受験（5/27）：

　5/27(日)に2級ファイナンシャル・プランニング技能士検定を受験しました。午前中は学科試験、午後から実技試験があったのですが、おそらく両方とも合格したと思われます。

　模範解答による自己採点は、学科が60問中59問正解、実技が49問中46問正解となりました。正答率は学科98％・実技93％です。

　ここまで点数が取れたのは、試験中に集中力が途切れなかったためだと思われます。ほとんどの問題の質問意図を推測することができたこともあり、集中力が途切れることはありませんでした。集中力を最後まで保てたのは、受験勉強が比較的うまくいったからです。
　

2級FP技能士の受験勉強法

　勉強方法はシンプルで、①一冊の参考書を繰り返し読み込むことと、②過去問を質問意図が理解できるまで解くことの2本立てです。と言っても、「②過去問」については試験直前の2日間しかやっていないので、受験勉強の大半は「①参考書」の習熟に費やされたことになります。
　

①参考書

　使用した参考書は「最短合格 2級FP技能士」（きんざい）です。学科問題や実技問題の例題が収録されている上に、学科問題の例題については「ノウン」というアプリが1年間使えるので、お得感もあります。特にアプリ「ノウン」は隙間時間に受験勉強できるのでお勧めです。

　2級FP技能士の勉強法については「東大首席弁護士が実践！誰でもできる＜完全独学＞勉強術」（山口真由）が参考になりました。教科書を繰り返し7回読むだけという、その気になれば誰にでもできそうな勉強法の実践例が紹介されています。

　自分は「最短合格 2級FP技能士」を通算5回読み込んだのですが、2回目までは非常に辛かったです。まさに苦行でした。ところが3回目以降はかなり楽になり、受験当日の5回目に至っては細かいところまで覚えられるようになっている上に1冊読み終えるのに3時間かかりませんでした。物凄く集中していたこともあり、読み込んでいる最中は情報が勝手に脳味噌のどこかに格納されていくような感覚が続きました。
　

②過去問

　過去問については、主催団体の公式サイトを利用しました。解いた後に模範解答と照合し、間違った問題については質問意図が理解できるまで徹底的に調べました。解説を読んで解き方を理解するのではなく、理解できるまで解答するというやり方は、自分の場合は非常に有効でした。

　例えば、今回実施の実技試験【第１問】《問２》の「②経過的加算額」は典型的な引っ掛け問題なのですが、同様の過去問を理解できるまで調べつくしたこともあり、問題を見た瞬間に解答の道筋が分かりました。時間短縮につながりますし、何より精神的に物凄く楽になります。

　過去問については試験直前の2日間に集中してやりましたが、もっと早い段階から着手しておいた方がよかったと反省もしています。
　

2級FP技能士の受験勉強を終えて

　合格発表は6/29なので、実際に合格したかどうかは現段階では分かりません。自己採点がよくても、様々なミスにより不合格になる可能性はいくらでも考えられます。

　ただ、仮に不合格だったとしても非常に有意義な経験だったと感じています。2級FP技能士の受験勉強をしたおかげで、「最速資産運用」のサイト構築に深みが生まれた気がします。また、FP技能士6係数:一括計算ソフトなど、いくつかの新コンテンツにも繋がりました。
　とは言え、自己採点で9割以上あるにもかかわらず、不合格だったら物凄く落ち込むことでしょう。

　そう言えば、「最速FP技能士」というサイトを作ったはいいけど、受験勉強が停滞し始めた2/28から一切更新していませんね…（※追記：更新しました。 2018/05/28）
fp.ma-bank.net/

※独学2級FP技能士検定－２（受験勉強の進捗状況と合格証）へ続く

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　サイト利用者の方より、新生銀行の口座を開設して得をするに関して以下のようなご指摘をいただきました。
　自分の場合はコンビニATMで出入金しないので気にしていませんでしたが、確かに利用者にとっては切実な問題だと思います。情報を提供していただき、ありがとうございました。

　随時ご意見ご要望を承っております。各ページの最下部にフォームを用意していますので、お気軽にご利用いただければ幸いです。

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