「レッツノート専用 Wonderlink LTE A」が面白い

当ブログ記事に記載されている金額は、2014年4月1日～2019年9月30日の消費税率8％で計算されたものが含まれている可能性があります。現時点の料金については、リンク先等を必ずご確認ください。

明けましておめでとうございます。本年も「最速資産運用」をよろしくお願いします。今日は「パナソニックレッツノート専用 Wonderlink LTE A エント..

【情報公開日】2015/01/05　【関連タグ】節約/節税通信回線節約お得

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「最速資産運用」更新状況：

MVNO/格安SIM比較ランキング等を更新

　全286プランの詳細を確認した上で、「パナソニックレッツノート専用 Wonderlink LTE A」等を追加したり、各プランのサービス内容変更を反映させました。

「最速資産運用」運営者より：

　明けましておめでとうございます。本年も「最速資産運用」をよろしくお願いします。
　
　今日は「パナソニックレッツノート専用 Wonderlink LTE A エントリーコース」という超マイナーなプランについて考察します。

　
　この「パナソニックレッツノート専用 Wonderlink LTE A エントリーコース」を、競合する可能性の高い「NifMo データ通信専用SIMカード 2GBプラン」「BIC SIM ミニマムスタートプラン」と一覧比較してみました。いずれのプランも、月1,000円以内で、高速LTE通信が「2GB/1月」使用可能です。
　

MVNO(格安SIM)プラン比較 (2015/1/5)

事業者名	パナソニック	@nifty	ビックカメラ
プラン	[月単位プラン]2GB/1月レッツノート専用 Wonderlink LTE A エントリーコース	[月単位プラン]2GB/1月 NifMo データ通信専用SIMカード 2GBプラン	[月単位プラン]2GB/1月 BIC SIM ミニマムスタートプラン
月額料金	960円	972円	972円
初期費用	3,240円	3,240円	3,240円
最高速度	150Mbps（「2GB/1月」を超過後は384Kbpsに制限）	150Mbps（「2GB/1月」を超過後は200Kbpsに制限）	150Mbps（「2GB/1月」を超過後は200Kbpsに制限）
LTE	◎	◎	◎
SMS	×	◎SMSオプションあり（SIM1枚あたり270円/月。国内一通3.24円）。	◎SMSオプションあり（SIM1枚あたり151円/月。国内一通3.24円）。
3日間制限	「366MB/3日」を超過後は384Kbpsに制限。	「400MB/3日」を超過後は200Kbpsに制限。	「366MB/3日」を超過後は速度制限（制限速度不明）。
縛り月数	6	0	2
高速通信ON/OFF	×	×	◎
期間限定	2015年1月19日まで、6,000円キャッシュバック（2015年6月初旬まで継続契約が要件）。	2015年1月7日まで、2,000円キャッシュバック。2015年1月31日まで、「@nifty光」等のサービス利用者は利用開始月の翌月より24ヶ月間税抜200円を割引。	×
開始月無料	×	◎	×
その他	レッツノート専用プラン。CLUB Panasonicの会員登録が必要。3日間制限の制限速度については、2015年1月5日に電話で確認済み。	LTE対応端末のみ利用可能。専用アプリ「NifMo コネクト」で「BBモバイルポイント」の利用が無料。プラン変更は2015年提供予定。サービス開始月無料。MicroSIM対応。nanoSIM対応。	「Wi2 300 公衆無線LAN」の利用が無料。IIJmio ウェルカムパック for BIC SIM。月単位で「ライトスタートプラン」「ファミリーシェアプラン」に変更可能（変更手数料無料）。nanoSIMへのSIM交換が可能（交換手数料は有料）。クーポン残量があり、クーポンがONの状態では、通信量制限（366MB/3日）されない。「IIJmioクーポンカード for BIC SIM」で高速LTE通信が可能（料金：500MB/1,500円、2GB/3,000円、共に非課税。購入から6ヶ月以内に登録。登録日から3ヶ月後の月末まで利用可)。MicroSIM対応。nanoSIM対応。

powerd by 格安SIMカード比較(ドコモMVNO/LTE)

　
　他の２プランと比べると明らかに機能は劣ります。SMSは使えない。公衆無線ＬＡＮが使えない。MicroSIMやnanoSIMに対応していない。6ヶ月縛り。高速通信のＯＮ／ＯＦＦができない。
　更に「レッツノート専用プラン」という極端な制限がかかっています。レッツノートが人気のあるＰＣであるとは言え、対象ユーザー数は物凄く少ないと思われます。と言うか、商業ベースに乗らないような気がします。パナソニックはこのような超ニッチなプランを開始してもよかったのでしょうか？
　
　それに対して「Wonderlink LTE A エントリーコース」の利点は３つ。
　１つ目は「2GB/1月」を超過後の速度が384Kbpsと群を抜いて速いこと。電話でサポートに確認したところ、3日間制限時の速度も384Kbpsとのことなので明確な利点です。
　２つ目は6,000円のキャッシュバックがあること。これは大きい。6ヶ月で約1万円（初期費用3,240円を含む）かかりますが差引4,000円で維持できるので、初期費用を含めて一ヶ月あたり700円弱と格安運用が可能になります。縛りが6ヶ月なので、気に入らなければ6ヶ月後に解約すればＯＫです。
　３つ目は対象ユーザー数が物凄く少ないため、帯域に余裕が生まれる可能性が高いこと。ユーザー数が少なければガラガラですので、快適に使えるのではないかと予想されます。

　万人にはお勧めできない（と言うか、加入できない）ですが、非常に面白いプランだと感じています。このような特定層をターゲットにしたニッチなプランが、今後どんどん出てくることを期待します。
　
　自分はレッツノートユーザーであり、「レッツノート専用 Wonderlink LTE A」のお試しユーザーです。以前「パナソニックレッツノートCF-RZ4」購入レビュー２（MVNO格安SIM編）のブログ記事で触れた通り、結構気に入っていますし、高速LTE通信が「2GB/月」（以前は1GB/月）に増量したこともあり、加入する方向で考えています。
　後は、末永くサービスが続くことを祈るだけです。
　
MVNO/格安SIM比較ランキング

　サイト利用者の方より、以下のような情報をいただきました。

いつも利用させていただいてます。プランが新設されてましたので参考までに www.yodobashi.com/ec/feature/470005/index.html （2014-12-29）

　ありがとうございました。ランキングに反映させました。
　
　随時ご意見ご要望を承っております。各ページの最下部にフォームを用意していますので、お気軽にご利用いただければ幸いです。