お年玉の相場（2018年～2019年）

　
　2018年も残りあとわずか。年末年始はイベントが目白押しなので、出費がかさみがちです。子供のいる家庭は、クリスマスプレゼント・帰省・お年玉など、家計のやりくりが大変だと思われます。

　今回はバンダイなどが行っているアンケート調査結果をもとに、お年玉について考察します。
　

小中学生のお年玉に関する意識調査（2018年1月30日）｜バンダイ

• お年玉をもらった人数の平均は5人。
• お年玉の平均合計額は24,424円。

学年	合計額
小学1～2年生	19,581円
小学3～4年生	21,025円
小学5～6年生	23,539円
小学生全体	21,382円
中学生全体	30,507円
小中学生全体	24,424円

　

小学生白書 2017年8月調査 お年玉（金額・使い道）｜学研ホールディングス

• お年玉の平均合計額は19,386円。

学年	合計額
小学1年生	17,480円
小学2年生	17,585円
小学3年生	19,362円
小学4年生	19,007円
小学5年生	21,482円
小学6年生	21,400円
全体	19,386円

　お年玉の平均合計額は、バンダイ（24,424円）と学研ホールディングス（19,386円）ではそれなりに異なります。
　理由として考えられるのは、前者の調査は対象が小中学生、後者の調査は対象が小学生という違いがあるからです。前者の調査対象を小学生に限定すると21,382円となり、後者（19,386円）の数字に近付きます。

　次に、お年玉をあげる側の調査結果を確認します。
　

～お年玉に関する意識調査 2019～｜住信SBIネット銀行

• お年玉をあげる人数の平均は3.8人。
• お年玉の平均支出総額は26,166円。

　別の調査結果からはお年玉に対する親子のギャップが浮かび上がります。
　

お年玉に関する親子意識調査（2017年12月20日）｜三井住友カード

• 親が妥当だと考えるお年玉の金額は12,969円
• 子供が欲しがっているお年玉の金額は20,978円

　親子の間では約8,000円も差があるのですね。少子化と言われて久しいですが、お年玉をあげる側の大人は相変わらず大変なようです。

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