クレジットカードのリボ払いについて考えを改めた

「最速資産運用」運営者より：

　超低金利が続いています。銀行に預けてもほとんど増えません。終身雇用や年功序列が崩れつつある中、給料が右肩上がりに増える保証もありません。
　他方、消費税や社会保険料等の負担増の影響もあり、出費は増える一方です。
　
　そのような状況の中、クレジットカードを賢く利用して、少しでも節約しよう考える人が増えてもおかしくありません。
　実際、1％以上の高還元率クレジットカード･デビットカード比較ランキングの通り、ポイント還元率が1%以上というお得なクレジットカードは結構存在します。この「1%以上」という数字は、一般的なクレジットカードのポイント還元率が0.5%なので、倍以上です。定期預金の金利が異様に低いので、自衛策の１つとしてクレジットカードのポイント還元率を重視するのは自然な流れだと思います。

　ところで、高還元率クレジットカードの中に、リボ払い（リボルビング払い）専用のものがあります。1％以上の高還元率クレジットカード･デビットカード比較ランキングを作成する際、リボ払いについても調べたので、ある程度理解しているつもりでした。
　リボ払いとは、利用額にかかわらず一定額を毎月返済し続ける方式で、金利は高めに設定されていますが、計画的に利用すればリスクは少ないと考えていました。
　
　ですが、最近その考えを改めました。
　
　1％以上の高還元率クレジットカード･デビットカード比較ランキングでは、ポイント還元率順にランキング化しています。クレジットカード利用料金に応じた、実質的な還元率を確認することができます。
　それゆえ、このページを利用するユーザーにとっては「ポイント還元率」が最も重要です。その次に重要なのはポイント交換先や年会費あたりでしょう。
　利用するユーザーにとって、リボ払い専用クレジットか否かは、あまり重要でないと思われます。それゆえ、リボ払いの仕組みを理解しないまま、高還元率やキャンペーンに釣られて申込むケースが少なからずあるのではないかと思い至りました。
　言うまでもなく、このパターンは非常に危険です。

　リボ払いの一番怖いところは、感覚がマヒすることだと思います。

　例えば、毎月１万円支払うというリボ払い設定をした場合、１万円を払い続ける限り、原則的にクレジットカードの利用を止められることはありません。ただし、クレジットカード利用限度額に到達すると、クレジットカードを利用できなくなります。これは辛いです。
　リボ払いの場合、クレジットカードの利用明細や残高を常に確認しておかないと、気付かぬうちにクレジットカード利用限度額に到達してしまいます。クレジットカード利用額がどんなに多くても、「毎月払い続けているから何も問題ない」と甘く考えてしまうためです。「毎月払い続けている」という事実が、感覚をマヒさせるのでしょう。

　インターネット上でも、リボ払いで苦しんでいる人は結構います。

友人が、クレジットカードを自動リボ払い設定（仕組みを知らず）にして... - Yahoo!知恵袋 クレジットカードリボ払いの支払いで困っています。友人の話なんですが、現在3種... - Yahoo!知恵袋
　今まで1％以上の高還元率クレジットカード･デビットカード比較ランキングにおいて、リボ払い専用クレジットについては、標準でランキング表示していました。リボ払いについてリスクを喚起すれば問題ないと判断していたためです。
　ですが、「リボ払い専用カードを表示」というチェックボックスを作り、標準で表示させない仕様に変更しました。


　また、入会キャンペーンや「特別な還元率」からも、「リボ払い設定で××ポイント還元！」「リボ払いでポイント２倍！！」など、リボ払いに関するものを全て削除しました。ポイントに釣られてリボ払い設定するのは、本末転倒だと判断したためです。

　リターンの裏側には、必ずリスクがあります。もちろん、クレジットカード利用にもリスクが潜んでおり、リボ払いもリスクの１つです。

1％以上の高還元率クレジットカード･デビットカード比較ランキング

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　サイト利用者の方より、世界分散インデックスファンド比較ランキングについて以下のようなご感想をいただきました。
　ご感想ありがとうございました。今後ともより分かりやすく利便性の高い情報の提供を心掛けます。

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