延滞税の計算を分かりやすくしてみた

「最速資産運用」更新状況：

加算税・延滞税の計算を更新

　修正申告提出時の計算期間の特例の計算のバグを修正。延滞税の計算内訳を、可能な限り詳細に表示するように変更した。

「最速資産運用」運営者より：

　先日、延滞税の計算について、ご指摘を受けました。
　確認したところ、計算期間の特例の計算をミスしていることに気付き、先ほどまでスクリプトの見直しを実施していました。

　では、実際に加算税・延滞税の計算で計算して、訂正前と訂正後を比較してみます。法人税申告の修正申告で、計算期間の特例が適用されるケースです。

　まずは訂正前のスクリーンショットです。
　「計算期間の特例により493日減る」となっていますが、延滞税の計算においては、この493日分を除外し忘れていました。計算内訳の日数を合計すると1,588日のままで変わっていません。


　次は訂正後のスクリーンショットです。
　計算期間の特例の493日分を延滞税計算から除外しました。期間ごとに延滞税の計算内訳を明示したことで簡単に確認できます。


　従来までは期間ごとに計算過程を明示していなかったので、ミスがあっても、どこに間違いがあるのか非常に分かりにくい状況でした。これは利用者だけでなく、開発者である運営サイドにとっても不利益なことです。
　今回の更新により、そのような状況がかなり解消されたのではないかと思います。

　税法には非常に分かりにくい条文が多いので、計算ミスだけでなく、法令の解釈ミスがあってもおかしくはありません。ミスがあった場合でも可能な限り迅速に対応します。
　ご活用いただき、ご意見ご指摘をしていただけば幸いです。

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