eMAXIS最適化バランスの差別化戦略

「最速資産運用」更新状況：

1％以上の高還元率クレジットカード･デビットカード比較ランキングを更新

　リクルートカードプラスの新規申込停止を受けて、ランキングから外しました。2％という高還元率のクレジットカードは今後出てこないでしょうね…

「最速資産運用」運営者より：

　三菱UFJ国際投信が「ｅＭＡＸＩＳ 最適化バランス（マイゴールキーパー）」等の取扱いを3/30より開始します。ｅＭＡＸＩＳシリーズの資産クラス別ファンドを利用するバランス型ファンドで、ｅＭＡＸＩＳシリーズの新たなラインナップです。

『ｅＭＡＸＩＳ最適化バランス（マイゴールキーパー）（マイディフェンダー）（マイミッドフィルダー）（マイフォワード）（マイストライカー）』募集・設定について
www.am.mufg.jp/text/release_160314.pdf

　「ｅＭＡＸＩＳ 最適化バランス」は全部で5つあります。
ma-bank.net/word/7/emaxis/

1. ｅＭＡＸＩＳ 最適化バランス（マイゴールキーパー）
2. ｅＭＡＸＩＳ 最適化バランス（マイディフェンダー）
3. ｅＭＡＸＩＳ 最適化バランス（マイミッドフィルダー）
4. ｅＭＡＸＩＳ 最適化バランス（マイフォワード）
5. ｅＭＡＸＩＳ 最適化バランス（マイストライカー）

　5つの「ｅＭＡＸＩＳ 最適化バランス」は、目標リスク水準が6%～20%の範囲で設定されています。この数値が高くなるほど不確実性が高まります。
　せっかくですので「最速資産運用」で算出しているリスク（過去の投資リターンの変動幅）と比較してみます。
　

ファンド	①目標リスク水準	②リスク	②－①
マイゴールキーパー	6%	5.25%	▲0.75%
マイディフェンダー	9%	8.24%	▲0.76%
マイミッドフィルダー	12%	11.16%	▲0.84%
マイフォワード	16%	14.6%	▲1.4%
マイストライカー	20%	17.6%	▲2.4%

　「ｅＭＡＸＩＳ 最適化バランス」の目標リスク水準は、「最速資産運用」に比べると、やや高めに設定されていることが分かります。ちなみに、「最速資産運用」のリスクについては、SMTインデックスシリーズの各投資信託の実績値より資産別に算出しています。

　このように分散投資をはかりながらリスクをコントロールしてくれるインデックスファンドは、手間がかからないので一定の需要があると思われます。信託報酬も税込0.54％と、激安ではありませんが、さほど高くもありません。

　ここ最近、インデックスファンドにおいて信託報酬の引下げ競争が激化していますが、今後このような付加価値で差別化する戦略が増えていくように思います。

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