国債キャッシュバックの危機？｜個人向け国債キャッシュバックランキング（2016年8月）

「最速資産運用」更新状況：

個人向け国債キャッシュバック比較ランキングを更新

　全19社の個人向け国債キャンペーンの内容を確認しました。

小学生の通信教育比較ランキングを更新

　全31件の小学生の通信教育プランについて内容を確認しました。1年生から6年生までの学年別ページについても、それぞれ内容を確認しました。

中学生の通信教育比較ランキングを更新

　全26件の中学生の通信教育プランについて内容を確認しました。1年生から3年生までの学年別ページについても、それぞれ内容を確認しました。

高校生(大学受験)の通信教育比較ランキング を更新

　全14件の高校生の通信教育プランについて内容を確認しました。1年生から3年生までの学年別ページについても、それぞれ内容を確認しました。

幼児の通信教育比較ランキングを更新

　全22件の幼児の通信教育プランについて内容を確認しました。年少・年中・年長の各ページについても内容を確認しました。

「最速資産運用」運営者より：

　8月分の個人向け国債の発行条件が8/3に公表されました。

8月分の個人向け国債の発行条件が決定。
・変動10年：年0.05%
・固定5年：年0.05%
・固定3年：年0.05%
前月と同じです。 t.co/ohU3F9jwMU

— 最速資産運用 (@mabank_j) 2016年8月4日

　発行条件は（予想通り）前月と同じでしたが、キャッシュバックキャンペーンでは異変が生じています。

　先ほど個人向け国債キャッシュバック比較ランキングの更新作業をしたところ、キャンペーン常連であった以下の証券会社については、8月分の個人向け国債の発行条件が明記されているにもかかわらず、キャッシュバックキャンペーンが記載されていなかったのです。

1. 野村證券
2. ＳＭＢＣ日興証券
3. 三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券
4. 阿波證券
5. 東海東京証券

　上記5社については、8月分の個人向け国債の発行条件が既に明記されているので、後日キャッシュバックキャンペーンを追加公表する可能性は極めて低いと思われます。　【追記】東海東京証券がキャンペーンを開始したので4社に減りました（2016-08-04）

　注目されるのが、野村證券・ＳＭＢＣ日興証券・三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券といった大手証券会社がキャンペーンを取りやめた可能性が高いことです。これが一時的なものかどうか分かりませんが、マイナス金利で預金金利が低迷する中、実質年利0.5％という国債キャッシュバックに対する風当たりが強くなっているのかもしれません。
　現状を考えると、個人向け国債のキャッシュバックは、いつなくなってもおかしくないキャンペーンです。ただ、キャンペーン期間が9/30までの証券会社がいくつかあるので、今月で一気に終了することはないでしょうが、用心した方がいいと思います。

　なお、このほかキャンペーン常連の下記証券会社については、現時点ではキャッシュバックキャンペーンが記載されていませんが、今後追加で記載される可能性があります。

1. 岡三証券
2. マネックス証券

【追記】岡三証券とマネックス証券もキャンペーンを開始しました（2016-08-04）

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　財務省の公式ページで、個人向け国債の発行額の推移を確認しました（国債等関係諸資料｜財務省）。
　以下、2016年1月～7月までの個人向け国債の発行額と利率になります。

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　個人向け国債キャッシュバック比較ランキングについて、キャッシュバック（還元額）が多い順にまとめました。国債の購入額別・種類別に5位までランキングしています。

購入額:100万円

購入額:500万円

購入額:1,000万円

　例えば、変動10年国債の表面利率は年0.05%ですが、国債購入額1,000万円のキャッシュバック利回りの最高は0.5%です。1年経過すれば中途換金が可能（※元本割れしないが利子ゼロ）なので、実質的に年利0.5%と言えます。
　すなわち、変動10年国債を満期まで保有せずに1年で中途換金すれば、保有期間が10分の1（＝1年÷10年）なのに、利回りが10倍（＝0.5%÷0.05%）ということになります。
　

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