ブロックチェーン仮想通貨の有用性

仮想通貨の時価総額ランキング:リクエストがあったので、ビットコイン(Bitcoin)などのブロックチェーン仮想通貨について調べてみました。世界で最も..

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仮想通貨の時価総額ランキング:

 リクエストがあったので、ビットコイン(Bitcoin)などのブロックチェーン仮想通貨について調べてみました。

 世界で最も知名度の高い仮想通貨はビットコインです。実際、仮想通貨の時価総額ランキングにおいても2017年6月20日現在トップです。
仮想通貨時価総額
ビットコイン(Bitcoin)430億ドル4兆8,023億円
イーサリアム(Ethereum)348億ドル3兆8,865億円
リップル(Ripple)112億ドル1兆2,508億円
ライトコイン(Litecoin)26億ドル2,903億円
イーサリアムクラシック(Ethereum Classic)21億ドル2,345億円
ネム(NEM)17億ドル1,898億円
ダッシュ(Dash)14億ドル1,563億円
イオタ(IOTA)11億ドル1,228億円
ビットシェアーズ(BitShares)8億ドル893億円
ストラティス(Stratis)7億ドル781億円
CryptoCurrency Market Capitalizations
coinmarketcap.com/

 ビットコイン以外にも、イーサリアム(Ethereum)やリップル(Ripple)など、多くのブロックチェーン仮想通貨が流通していることが分かります。
 

仮想通貨の特徴

 仮想通貨の主な特徴は以下の通りです。
  • 特定の発行者が存在しない。
    • 法定通貨(日本円やアメリカドル等)ではない。
    • 通貨建資産(商品券やプリペイドカード、電子マネー等)ではない。
    • 企業ポイント(マイレージやクレジットカードポイント、共通ポイント等)ではない。
  • 電子的に直接送金されるので迅速かつ格安に取引できる。
  • 不特定者との取引決済において使用できる。

仮想通貨には特定の発行者が存在しない

 法定通貨や通貨建資産、企業ポイントとの最大の違いは、特定の発行者が存在しないことです。ブロックチェーン仮想通貨は、取引データを参加者間で共有する分散型ネットワークシステムです。法定通貨などの中央集権管理型システムと異なり、一元的な管理者は不在です。

 法定通貨の場合、日本円であれば、日本銀行が発行者であり、日本国が価値を保証します。アメリカドルであれば、連邦準備銀行(FRB)が発行者であり、アメリカが価値を保証します。
 通貨建資産(商品券やプリペイドカード、電子マネー等)や企業ポイント(マイレージやクレジットカードポイント、共通ポイント等)の場合、発行する企業が価値を保証することで、発行者及び加盟店で使用することができます。

 法定通貨や通貨建資産、企業ポイントの価値は、発行者の信用力に依存します。発行者の信用力が低下したり、加盟店の数が減るなど利便性が落ちると、価値は低くなります。
 発行者が存在しない仮想通貨の価値は、仮想通貨自体の信用によってのみ保証されることになります。そのため、仮想通貨の安全性や流通性に疑義が生じた場合など、価値は低くなります。
 

電子的に直接送金されるので迅速かつ格安に取引できる

 仮想通貨を利用する場合、銀行などを仲介する必要がないので、迅速かつ格安に取引できます。コスト面で実現が難しかったインターネット上のマイクロペイメント(超少額決済)にも適していると思われます。
 

仮想通貨のデメリット

 前述したように、仮想通貨には迅速かつ格安に取引できるというメリットがある反面、デメリットも存在します。
 主なデメリットは以下の通りです。
  • 国や企業による価値の保証がない。
  • 価格変動リスクだけでなく投機的な側面がある。
  • 仮想通貨交換業者に破綻リスクがある。

仮想通貨には国や企業による価値の保証がない

 仮想通貨の価値を誰も保証しません。それゆえ、仮想通貨に価値があると考える人が一定数存在する必要があります。
 例えば、
  • 手数料がローコスト
  • 安全な取引が担保されている
  • 日常的に多くの場所で利用できる
  • 超少額決済の手段として利用できる
  • 高い匿名性がある
  • 将来的に価値が上がる見込みがある
などの「価値」を仮想通貨に見出せるかどうかです。
 

価格変動リスクだけでなく投機的な側面がある

 仮想通貨には価格変動リスクがあります。仮想通貨の取引所や交換所では、法定通貨(日本円やアメリカドルなど)と交換できますが、為替レートは常に変動しています。
 また、仮想通貨には投機的な側面があります。特に、現在は期待先行の時期にあるので、価値は日々乱高下しています。ここまで値動きが激しいと、仮想通貨を決済手段として使うのは難しいかもしれません。
 

仮想通貨交換業者に破綻リスクがある

 2014年に生じたマウントゴックス事件で露呈したように、仮想通貨交換業者には破綻リスクがあります。これは、ビットコイン取引所のマウントゴックスが、顧客のビットコインを預かっていたために生じた事件です。
 ビットコインについては自分で保管(ウォレット)することもできますが、マウントゴックス事件のように仮想通貨交換業者に預けっ放しの場合、仮想通貨交換業者の破綻リスクに備える必要があります。
 

仮想通貨を利用するべきか?

 個人的には、以下の理由により仮想通貨の現時点での利用に否定的です。
  1. 仮想通貨交換業者の破綻リスクが少なからずある。
  2. 投機的な側面が強く価格変動が激しい。
  3. 仮想通貨を使う必然を感じない。

 上記1.について。資金決済法(資金決済に関する法律)の改正により、2017年4月1日より仮想通貨交換業は登録制となりました(一定の条件を満たすと2017年9月30日まで登録を猶予)。これで破綻リスクの減少が期待できます。登録要件の中でも、預かり資産の分別管理と外部監査が義務付けられたことは大きいと思います。
www.fsa.go.jp/common/about/20170403.pdf
「仮想通貨」に関する新しい制度が開始されます|金融庁
 ただし、仮想通貨については預金保護機構のような公的保護がない上、預かり資産の信託が義務付けられていないことには注意が必要です。
金融機関等の破綻で保護される範囲
 最速資産運用 ma-bank.net
銀行・保険会社(生保、損保)・証券会社・先物取引業者が破綻した場合、公的に保護される範囲や信託銀行による分別管理について解説します。 (2015/11/10更新)

 上記2.について。現時点において自分が仮想通貨を使うとすれば、マイクロペイメント目的ぐらいでしょうか。投機的な値動きが続いていることもあり、1円や10円といった超少額決済(マイクロペイメント)に利用する気には到底なりません。

 上記3.について。上記のマイクロペイメント以外に、仮想通貨を使うメリットが自分にはありません。銀行口座から別の金融機関へ送金する場合、一定の要件を満たしているので月数回であれば手数料は無料です。また、FX業者や証券会社によっては、無料の即時入金サービスを利用できます。国外業者と取引がありませんし、そもそも送金回数が少ないこともあり、現時点において送金に対する不満は皆無です。確かに仮想通貨を利用すれば格安かつ迅速に送金できるのでしょうが魅力を感じません。

 自分にとっての仮想通貨とは代替通貨に過ぎず、値上がり益を狙う投資資産ではありません。仮想通貨自体に、さほど価値を見出していないのです。少なくても現時点では、インターネット上の銀行決済等の方が利便性が高いと感じています。
 例えば、価格変動が落ち着いて、かつ安全に取引できる環境が整えば、マイクロペイメント目的で代替通貨として使う可能性はありますが、それ以外の状況では怖くて仮想通貨を保有する気になりません。

 ビットコインだけでなく他の仮想通貨も盛り上がりを見せています。仮想通貨に絡む投資話も頻繁に耳にしますが、そもそも仮想通貨は投資資産なのでしょうか?
 投資をする場合、投資先の価値を冷静に見積もる必要があると思います。
 

外部リンク

「仮想通貨」を利用する前に知ってほしいこと | 政府広報オンライン
www.gov-online.go.jp/useful/article/201705/1.html
「仮想通貨」に関する新しい制度が開始されます|金融庁
www.fsa.go.jp/common/about/20170403.pdf
資金決済に関する法律
law.e-gov.go.jp/htmldata/H21/H21HO059.html
危険じゃない? メリットはある? ビットコインにまつわる疑問を解く
news.mynavi.jp/articles/2017/03/31/bitcoin_qa/
ビットコインの保管(ウォレット比較)
jpbitcoin.com/wallets



 サイト利用者の方より、以下のようなご要望をいただきました。
ブロックチェーン通貨関係の掲載を望む (2017-06-19)
 自分も以前から気になっていたことなので、今回のブログ記事にまとめてみました。ご要望いただき、ありがとうございました。

 サイト利用者の方より、定期預金(1年)の金利比較ランキングに関して以下のようなご指摘をいただきました。
いつも使わせて頂いております。有用なサイト運営ありがとうございます。気づいたことがありますので、お知らせいたします。
いくつかのブラウザで確認しましたが、一覧のフィルタ「TOP 大手銀行 銀行 その他 来店不要」が、動作していないようです。以上、お知らせまで。 (2017-06-20)
 定期預金(1年)の金利比較ランキングを修正いたしました。ご指摘いただき、ありがとうございました。

 随時ご意見ご要望を承っております。各ページの最下部にフォームを用意していますので、お気軽にご利用いただければ幸いです。

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