iDeCoをスルガ銀行からSBI証券へ移管－３（移管完了）

iDeCoをスルガ銀行からSBI証券へ移管－３（移管完了）

「iDeCo（確定拠出年金）」に関する役立ち情報や運用レポート。

※iDeCo月額管理費の無料4社を比較してみた－１より続く。

　3/13よりiDeCo（個人型確定拠出年金。401Kプラン）の移管手続きをしていますが、本日ようやく一段落しました。なんと3ヶ月以上もかかりました。いくら何でも遅すぎるような…

　以下、移管手続きの時系列的な流れとなります。

• 2017-03-13　SBI証券にネット経由でiDeCoの資料請求
• 2017-03-17　SBI証券よりiDeCoの変更届等を受取
• 2017-03-18　SBI証券にiDeCoの変更届等を郵送
• 2017-05-19　SBI証券より郵送でIDとパスワードを受取。ログインして掛金配分を変更。他方、スルガ銀行には依然として資産が計上され続けている。
• 2017-06-14　スルガ銀行の資産が全て「待機資金」となる。資産残高2,069,510円、損益183,510円。
• 2017-06-15　SBI証券で6月分23,000円を約定（ただし「待機資金」状態）。スルガ銀行は「待機資金」のまま。
• 2017-06-23　スルガ銀行にログインできなくなる。ただし、SBI証券の資産は23,000円分だけで、今までの資産2,069,510円は宙ぶらりん状態。
• 2017-06-26　SBI証券に待機資金2,065,190円が入る。まだスイッチングはできない。
• 2017-06-27　SBI証券の待機資金2,065,190円が「あおぞらDC定期（１年）」に変化。スイッチングが可能になる。SBI証券よりメール連絡。

　SBI証券でログインできるようになった68日目（5/19）からの主な出来事について備忘的に書き残しておきます。
　

【68日目】SBI証券より郵送でIDとパスワードを受取 (2017-05-19)

　SBI証券からIDとパスワードが郵送されてきました。ログインしたところ、現在の資産状況は0円でしたが、掛金の配分割合を指定することが可能だったので、「三井住友・ＤＣ日本株式インデックスファンドＳ」などを選択しました。

　他方、スルガ銀行には今までの資産が計上され続けています。

　なお、SBI証券とスルガ銀行の管理画面が同一なのは、共にSBIベネフィット・システムズのシステムを利用しているからです。よって、5/19から6/20前後まで、2つのIDでiDeCoにログインできる状態が続きました。
　

【94日目】スルガ銀行の資産が待機資金になる (2017-06-14)

　スルガ銀行の資産が全て「待機資金」となりました。スルガ銀行時代のiDeCoの資産残高は2,069,510円、拠出金累計1,886,000円、損益は183,510円で確定です。7年近く（82ヶ月間）ありがとうございました。

　

【95日目】SBI証券で6月分23,000円を約定 (2017-06-15)

　SBI証券で6月分23,000円が約定されました。移行先での初めての引き落としで、手数料167円が差し引かれています。ただし「待機資金」状態で、まだ掛金は振り分けられていません。なお、スルガ銀行には相変わらず今までの資産が「待機資金」として計上されています。

　

【103日目】スルガ銀行でログインできなくなる (2017-06-23)

　ついにスルガ銀行でログインできなくなりました。
　なお、SBI証券の資産は6月分の23,000円相当だけしか記載されておらず、今までの資産2,069,510円は見当たりません。宙ぶらりん状態なので、やや不安でした。

　

【106日目】SBI証券に待機資金2,065,190円が入る (2017-06-26)

　ついに移管先のSBI証券に待機資金2,065,190円が入りました。スルガ銀行の待機資金は2,069,510円だったので、移管コストは4,320円（＝2,069,510円－2,065,190円）ということになります。なお、まだスイッチングすることはできません。

　

【107日目】SBI証券でスイッチングが可能になる (2017-06-27)

　SBI証券の待機資金2,065,190円が「あおぞらDC定期（１年）」に変化したので、スイッチングが可能になりました。SBI証券からもスイッチングに関するメール連絡を受け取りました。

　スイッチングで「あおぞらDC定期（１年）」を売却します。購入する投信ごとに「指定数量を一部売却します。 （購入日の新しいものから売却します。）」で金額を指定します。

　「三井住友・ＤＣ日本株式インデックスファンドＳ」など、8つのインデックス投信に預け替えました。

　「あおぞらDC定期（１年）」2,065,190円のスイッチング先は以下の通りです。配分については、掛金の配分割合と同一です。こうして一覧表示すると、SBI証券iDeCoの信託報酬が安いことを再認識します。
　

分類		商品	信託報酬	割合	金額
株式	国内	三井住友・ＤＣ日本株式インデックスファンドＳ	0.2052%	15%	309,778円
	先進国	ＤＣニッセイ外国株式インデックス	0.2268%	15%	309,778円
	新興国	ＥＸＥ－ｉ　新興国株式ファンド	0.3794%	15%	309,778円
債券	国内	三菱ＵＦＪ国内債券インデックスファンド（確定拠出年金）	0.1296%	10%	206,519円
	先進国	三井住友・ＤＣ外国債券インデックスファンド	0.2268%	15%	309,778円
	新興国	三菱ＵＦＪＤＣ新興国債券インデックスファンド	0.5616%	5%	103,262円
REIT	国内	ＤＣニッセイＪ－ＲＥＩＴインデックスファンドＡ	0.2700%	10%	206,519円
	先進国	三井住友・ＤＣ外国リートインデックスファンド	0.3024%	15%	309,778円
合計				100%	2,065,190円

　
　と言う訳で、スルガ銀行からSBI証券へのiDeCo口座の移管が完了しました。これでコストが割安になるので一安心です。

　ところで、今回の移管作業で痛感したのは、行政システムの非効率さです。
　SBI証券とスルガ銀行は共にSBIベネフィット・システムズのシステムを利用しているので、素人考えでは即日移管も可能だと思うのですが、国が間に入ると手続きが煩雑になるようです。国家が莫大な費用をかけてシステムを構築することで、手間を省いているはずなのに変な話です。
　NISA口座の変更も検討中ですが、やはり時間がかかるのでしょうか…

SBI証券：iDeCoセレクトプラン

　SBI証券「iDeCoセレクトプラン」の主なメリットは以下の通りです。

• 口座管理手数料が完全無料!。
• 低コストかつ豊富な運用商品。
• 絶大な節税効果：[入口]所得控除・[運用中]運用益が非課税・[出口]退職所得控除。

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