バフェットが勧めるS&P500への投資法

日米の株価指数動向国内外において株式市場の勢いが弱まりつつあります。日経平均株価は2017年6月に2万円を超えました。2015年8月以来、約2年ぶりのこと..

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日米の株価指数動向

 国内外において株式市場の勢いが弱まりつつあります。

 日経平均株価は2017年6月に2万円を超えました。2015年8月以来、約2年ぶりのことです。ところが、8/9以降は再び2万円を割り込んでます。
 アメリカの代表的な株価指数である「S&P 500」(Standard & Poor's 500 Stock Index)の8/21終値は2,428.37ドルです。史上最高値をつけた8/8の2,490.87ドルから2%以上マイナスとなっています。

 ただ、「S&P 500」の場合、10年間のチャートが以下の通りほぼ右肩上がりなので、日経平均株価と異なり値動きは強いと言えます。

S&P 500|Yahoo!ファイナンス
stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/chart/?code=
S&P 500|Yahoo!ファイナンス

S&P 500とウォーレン・バフェット

 アメリカ株価指数の「S&P 500」ですが、世界一の投資家と呼ばれるウォーレン・バフェットが推奨する投資法に関係があります。

 ウォーレン・バフェットが会長を務めるバークシャー・ハサウェイは、毎年「株主への手紙」を公表しています。バークシャー・ハサウェイとは世界最大級の持株会社であり、コカ・コーラやアメリカン・エキスプレス等の大株主としても有名です。

SHAREHOLDER LETTERS | BERKSHIRE HATHAWAY INC.
www.berkshirehathaway.com/letters/letters.html

 2013年の「株主への手紙」において、ウォーレン・バフェットは「S&P 500」に連動するインデックス投信への投資を勧めています。

SHAREHOLDER LETTERS 2013 | BERKSHIRE HATHAWAY INC.
www.berkshirehathaway.com/letters/2013ltr.pdf
Put 10% of the cash in short-term government bonds and 90% in a very low-cost S&P 500 index fund. (I suggest Vanguard’s.) I believe the trust’s long-term results from this policy will be superior to those attained by most investors ? whether pension funds,institutions or individuals ? who employ high-fee managers. (P.20)

現金の10%を短期国債に、90%を非常に低コストのS&P 500インデックスファンドに投資します(私はヴァンガードのインデックスファンドを提案します)。長期的な運用成果は、高給取りのマネジャーを雇用する多くの投資家(年金基金、機関、個人など)よりも優れていると私は信じます。(*日本語訳は筆者)

 投資先が国債とS&P 500インデックスファンドの2つで、しかも後者への投資割合が90%です。アメリカ株式への投資が大半なので、分散投資とは対極にある投資法と言えます。

 2016年にも一般投資家に対してはS&P 500インデックスファンドを勧めています。

SHAREHOLDER LETTERS 2016 | BERKSHIRE HATHAWAY INC.
www.berkshirehathaway.com/letters/2016ltr.pdf
Over the years,I’ve often been asked for investment advice,and in the process of answering I’ve learned a good deal about human behavior. My regular recommendation has been a low-cost S&P 500 index fund. (P.24)

長年にわたり、私はしばしば投資アドバイスを求められ、その回答を通して人の行動について学びました。 通常、私は低コストのS&P 500インデックスファンドをお勧めしています。(*日本語訳は筆者)

 「S&P 500」はアメリカの大型株500銘柄の株価を基準に算出されています。アメリカには他にもダウ平均株価やナスダック総合指数といった代表的な株価指数があるので、「S&P 500」というのがポイントの1つなのでしょう。

 ウォーレン・バフェットが推奨するS&P 500インデックスファンドですが、2013年の手紙において「ヴァンガードのインデックスファンド」とある通り、おそらく「Vanguard 500 Index Fund Investor Shares (VFINX)」だと思われます。

Vanguard 500 Index Fund Investor Shares (VFINX)
personal.vanguard.com/us/funds/snapshot?FundInt...

 年間経費率(Expense ratio)が0.14%というローコストのインデックスファンドです。ただし、日本ではVFINXを購入できないようです。

S&P 500インデックスファンド7選

 日本で購入可能なS&P 500インデックスファンドは以下の通りです(※「iFree S&P500インデックス」は2017年8月31日開始)。
 
種類商品名信託報酬
(年間経費率)
投資信託iFree S&P500インデックス0.243%
i-mizuho米国株式インデックス0.6156%
国内ETFSPDR S&P500 ETF (1557)0.0972%
上場S&P500米国株 (1547)0.1728%
海外ETFiShares Core S&P 500 ETF (IVV)0.04%
Vanguard S&P 500 ETF (VOO)0.04%
SPDR S&P500 ETF (SPY)0.0972%
 

iFree S&P500インデックス

ma-bank.net/word/18/if219/
 換金手数料が無料のノーロード投信なので売買コストは0円ですが、信託報酬は0.243%とやや割高です。
 2017年8月31日開始の投資信託なので具体的な投資先は不明です。目論見書を読む限り、米国の株式に投資し、投資成果をS&P500指数(円ベース)の動きに連動させることをめざして運用を行ないますが、効率性の観点から、
  • 米国株式の指数との連動をめざすETF
  • 株価指数先物取引等
に投資する場合があるとのことです。後述する「i-mizuho米国株式インデックス」と異なり、ETFではなく米国株式への投資がメインになりそうです。
 

i-mizuho米国株式インデックス

ma-bank.net/word/18/if37/
 換金手数料が無料のノーロード投信なので売買コストは0円ですが、信託報酬は0.6156%と最も割高です。
 目論見書を読む限り、投資先の大半は後述する「iShares Core S&P 500 ETF (IVV)」です。IVVの年間経費率は0.04%なので、信託報酬(0.6156%)の割高さが際立ちます。
 

SPDR S&P 500 ETF (1557)

ma-bank.net/word/32/etf1557/
 「SPDR S&P 500 ETF (1557)」は、カブドットコム証券で購入すると売買手数料が無料なので、トータルコストは最も安くなります。ただし、国内ETFなのですが外国株式扱いなので、NISA口座で購入しても分配金から国内源泉徴収(20%)されます。また、出来高がさほど多くないので流動性が悪いという側面があります。

 流動性を優先するのであれば、海外ETFの「SPDR S&P500 ETF (SPY)」の方がお勧めです。ただし、海外ETFのため、売買手数料や為替手数料が割高になりますし、分配金から国内源泉徴収(20%)されます。 www.spdrs.jp/etf/fund/fund_detail_SPY.html
 

上場S&P500米国株 (1547)

www.nikkoam.com/products/etf/lineup/sp500
 「上場S&P500米国株 (1547)」は、国内株式扱いなので、NISA口座で購入すると分配金から国内源泉徴収されません。ただし、購入手数料に加え、売却時には信託財産留保額(0.3%)がかかるほか、出来高がさほど多くないので流動性が悪いという側面があります。
 

iShares Core S&P 500 ETF (IVV)

www.blackrock.com/jp/individual/ja/products/239...
 「iShares Core S&P 500 ETF (IVV) 」は、経費率が非常に安い上に、出来高が多いため流動性に優れています。その反面、海外ETFのため、売買手数料や為替手数料が割高になりますし、分配金から国内源泉徴収(20%)されます。
 

Vanguard S&P 500 ETF (VOO)

personal.vanguard.com/us/funds/snapshot?FundInt...
 「Vanguard S&P 500 ETF (VOO)」は、経費率が非常に安い上に、出来高が多いため流動性に優れています。その反面、海外ETFのため、売買手数料や為替手数料が割高になりますし、分配金から国内源泉徴収(20%)されます。

どのS&P 500インデックスファンドを購入すればいいのか

 コストだけを考えると「SPDR S&P 500 ETF (1557)」をカブドットコム証券で購入するのが最も有利だと思われます。ただし、出来高がさほど多くなく流動性が悪いので注意が必要です。

 「iShares Core S&P 500 ETF (IVV) 」と「Vanguard S&P 500 ETF (VOO)」は、コストが安い上に流動性が非常に高いというメリットがあります。ただし、海外ETFなのでややハードルが高いかもしれません。

 総合的には「iFree S&P500インデックス」がお勧めだと思われます。信託報酬は0.243%なのでETFに比べると割高ですが、国内投信なので手軽に売買できます。ETFと異なり、毎月積立することができるのもポイントですね。
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