松井証券「投信工房」が自動リバランス＆つみたてNISAに対応

　
　松井証券がロボアドバイザー「投信工房」に自動リバランス機能を12月下旬に追加します。目標とするポートフォリオへのリバランスを年4回まで自動実行してくれる便利な機能です。

【投資信託】投信工房の機能拡充について～自動リバランス機能等でさらに便利に～｜松井証券
www.matsui.co.jp/news/2017/detail_1020_01.html

　松井証券が「投信工房」をリリースしたのは2016年11月28日ですが、今回の自動リバランス機能に限らず、当初に比べると機能充実が目立ちます。
　現時点における実施予定分を含めた主な特徴は以下の通りです。リリース以降に追加された機能等については強調表示をしています。

• 利用料が無料
  • ファンドラップサービス（ロボアドバイザー）の月額利用料が無料。
  • ポートフォリオは自由にカスタマイズ可能。
  • リバランス機能や積立機能等の利用が無料。
• リバランス機能が充実
  • 年4回まで自動リバランスが可能（*2017年12月下旬～）。
  • リバランスに必要な注文を一括して行う「リバランス注文」が可能。
  • ポートフォリオの資産配分を崩すことなく自動的に購入金額を調整しながら積立投資する「リバランス積立」が可能。
• 積立機能が充実
  • 月々100円から積立可能。
  • 毎日積立に対応。
  • つみたてNISAに対応（*2018年1月～）。
• ファンド数は191本で、信託報酬の安いノーロードのインデックスファンドが中心。バランス型ファンドなし。
  • たわらノーロード
  • i-mizuho
  • ｅＭＡＸＩＳ
  • ｅＭＡＸＩＳ　Ｓｌｉｍ
  • 三井住友DCインデックス
  • 野村インデックスファンド
  • インデックスe
  • SMTインデックス
  • ニッセイ・インデックス
  • ひとくふうファンド

　なお、松井証券「投信工房」はローコストのインデックスファンドに加えて、アクティブファンドも取り扱うようになりました。また、積立機能の充実度合いも素晴らしく、月々100円（以前は月500円）から積立可能ですし、つみたてNISAや毎日積立にも対応します。

　12月下旬より開始する自動リバランス機能は、スイッチングコストがかかるというデメリットがありますが、つみたてNISAで「投信工房」を利用すればスイッチングコストは無料です。そのため資産均等のバランス型ファンドを購入するよりも、「投信工房」を利用して つみたてNISAで個別に投資信託を購入して自動リバランスする方が有利になりそうです。
　現時点においては つみたてNISAの最強サービスだと感じています。

松井証券のインデックス投信
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