お年玉の使い道NO.1は貯蓄？（資産運用の第一歩）

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　2014年もあとわずかです。年末年始の時期はイベントが目白押しなので、どうしても出費がかさみがちです。特に、子供のいる家庭は、クリスマスプレゼント・帰省・お年玉など、家計のやりくりが大変になると思われます。

　今回はお年玉について資産運用の観点から考察してみます。まずは、京都中央信用金庫と川崎信用金庫が毎年行っているアンケート調査結果をご覧ください。

２０１４年「お年玉アンケート」の結果について｜京都中央信用金庫

【お年玉の使い道】

年	貯蓄	その他	合計額
幼児	24,378円	2,609円	26,987円
小学生	26,809円	5,517円	32,326円
中学生	32,099円	13,848円	45,947円
高校生	25,212円	22,619円	47,831円
その他	20,241円	17,159円	37,400円
全体	25,036円	11,598円	36,634円

お年玉とお正月調査(2014年1月実施)｜川崎信用金庫

【お年玉の使い道】

年	貯蓄	その他	合計額
低学年	18,065円	4,674円	22,739円
高学年	22,888円	7,713円	30,601円
全体	20,281円	6,071円	26,352円

　金額にバラつきはありますが、子供たちはお年玉の多くを貯蓄に回していることが分かります。学年が上がるにつれて貯蓄率は下がりますが、それでも50％を超えています。

　子供が小さいうちはお年玉を親が管理すると思われます。そのため、お年玉の使い道について、親はさほど心配する必要がありません。
　ですが、子供が成長すると自分自身でお年玉の使い道を決めるようになります。親に一切相談しない場合、お金に関する教育が不足していると、その大半をゲーム等に使ってしまうこともあり得ます。

　お年玉は、子供にとって一年で最も多額の金銭を手に入れることができる機会です。同時に、お金と正面から向き合う絶好の時期とも言えます。親子で使い道について話し合うことをお勧めします。
　お年玉の使い方は、子供にとって資産運用の第一歩です。この場合、定期預金などノーリスク資産に投資するのが無難だと思われます。

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