みずほ銀行ATM休止の陰でゆうちょ銀行が改悪をひっそり公表｜定期預金の金利動向（2018年7月）

三連休の7/14～7/16、みずほ銀行のATMが完全に休止しました。今年に入って2度目ですが、今後も同様の臨時休止が何度か続きます。オンラインサービスの臨時..

【情報公開日】2018/07/17　【関連タグ】円預金金融株式

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「最速資産運用」運営者より：

　三連休の7/14～7/16、みずほ銀行のATMが完全に休止しました。今年に入って2度目ですが、今後も同様の臨時休止が何度か続きます。

オンラインサービスの臨時休止について｜みずほ銀行
www.mizuhobank.co.jp/transition/online_stop/ind...

　みずほ銀行ATMの臨時休止が話題になっている陰で、ゆうちょ銀行がATM電信振替料金の改悪を7/13に公表しています。

法人向けサービスおよび既存送金決済サービス等の見直しについて｜ゆうちょ銀行
www.jp-bank.japanpost.jp/aboutus/press/2018/pdf...

　ATM電信振替料金については、上記プレスリリースの「2．既存サービスの料金改定」において、

(1)ATM電信振替料金の改定
2018年10月1日から、ATM電信振替の料金を新料金「月1回まで無料、月2回目以降123円」に改定いたします。（旧料金：月3回まで無料、月4回以降123円）

とあります。ゆうちょ銀行間のATM送金については月3回まで無料だったのが、2018年10月1日以降は月1回に減らされるわけです。マイナス金利が続く状況にあっては、かなり大きな変更と言えます。

　個人的には、かなりインパクトのある改定だと思うのですが、プレスリリースのタイトルは「法人向けサービスおよび既存送金決済サービス等の見直しについて」です。ATM電信振替料金改定を「等」でひとまとめにしてしまうプレスリリースタイトルから、ひっそり公表するという意思を感じざるをえません。

　救いなのは、ゆうちょダイレクト（インターネットバンキング）の場合、従来通り月5回まで無料ということです。ゆうちょ銀行はATMからインターネット利用へと誘導しているのでしょうね。

電信振替｜ゆうちょ銀行
www.jp-bank.japanpost.jp/kojin/sokin/koza/kj_sk...

　みずほ銀行はATM等のシステム統合に莫大な手間と費用をかけていますが、はたして銀行側にどれだけのメリットがあるのでしょうか。将来的にはゆうちょ銀行のようにATM手数料の改悪もあるかもしれません。

　定期預金(1年以内)金利比較ランキング等の定期預金の金利比較ランキングを更新しました。
　前回更新時と比べて金利変動があった定期預金について以下に一覧表示します。今後の金利動向を判断する際など、参考にしていただければ幸いです。

定期預金：金利動向（※2018-07-02との比較）

期間	金利アップ	金利ダウン
3ヶ月～1年	3件	1件
2～3年	2件	0件

金利（3ヶ月～1年）

定期預金	2018-07-17	前回比 (2018-07-02)
オリックス銀行 eダイレクト定期預金スーパー定期 1年 (※1,000,000円～)	0.25%	(＋0.1%)
楽天銀行円定期預金 6ヶ月 (※1,000円～)	0.13%	(＋0.11%)
楽天銀行円定期預金 1年 (※1,000円～)	0.03%	(▲0.09%)
商工中金新型定期預金「マイハーベスト」 1年 (※500,000円～)	0.27%	(＋0.245%)

金利（2～3年）

定期預金	2018-07-17	前回比 (2018-07-02)
商工中金新型定期預金「マイハーベスト」 2年 (※500,000円～)	0.27%	(＋0.245%)
商工中金新型定期預金「マイハーベスト」 3年 (※500,000円～)	0.27%	(＋0.245%)