楽天ポイントの実質的な現金化－１（楽天銀行デビットカード）

　
　楽天経済圏の広がりと共に、楽天ポイントの使い道が多様化しています。中でも楽天証券の投資信託を利用して現金化する方法は、かなりお勧めだと個人的に感じています。
　ただし、投資信託の購入について拒絶感を持つ人もいるので万人にお勧めできる方法とは言えません。今回は誰にでもお勧めできる「実質的に現金化する方法」について解説します。

　2018年8月20日から、楽天銀行デビットカードで楽天ポイントを利用できるようになりました。

楽天銀行デビットカード規定の変更について
www.rakuten-bank.co.jp/info/2018/180820.html

　楽天銀行デビットカードは、楽天ペイや楽天ポイントカードに比べると非常に多くのショップで利用できます。楽天銀行デビットカードでの支払時に「1ポイント＝1円」で楽天ポイントを利用することができるので、実質的には現金と同等に使えます。

楽天ポイントをデビットカードのショッピングのお支払いに使う
www.rakuten-bank.co.jp/card/debit/reason/use.html

　楽天銀行デビットカードで楽天ポイントを利用するには以下のような要件があります。

• 楽天銀行の口座開設
• デビッド機能付キャッシュカードの発行
• 楽天会員リンク登録（ハッピープログラムへのエントリー）
• 「デビット利用額への楽天ポイント利用」の設定

　1回あたり50ポイントから3万ポイント（ダイヤモンド会員は50万ポイント）まで使えるので、たいていのショッピングに対応していると思われます。また、1ヶ月あたり利用できるのは最大10万ポイント（ダイヤモンド会員は50万ポイント）と十分です。

　デビットカードの国際ブランドはJCBとVisaから選ぶことが可能ですが、おそらく大多数の人はJCBブランド（年会費無料）を選ぶことになると思われます（Visaブランドは年会費有料）。その場合、全世界のJCB加盟店において楽天ポイントを利用できることになります。

　注意点としては、期間限定ポイントが使えないことです。また、他から移管したポイントについても使えません。これは楽天証券の投資信託と同じですが、「投資信託の購入→売却して現金化」と異なりポイント残高が減る可能性はありませんし、一度設定しておけばリアルタイムでデビットカードで使えるので利便性も高いと言えます。　唯一引っ掛かるのがJCBブランドのクレジットカードやデビットカードが使えないショップが結構存在することです。VisaやMastercardの方が優位性があるのです。とは言え、JCBブランドでも国税払いサイトやAmazon等で使えると思われますし、JCBブランド限定で現金還元キャンペーンを時々実施しているので問題ないでしょう。
※楽天ポイントの実質的な現金化－２（楽天カード ポイント払い）へ続く

　　

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