九州電力系「BBIQ スマホSIM d」が新登場

当ブログ記事に記載されている金額は、2014年4月1日～2019年9月30日の消費税率8％で計算されたものが含まれている可能性があります。現時点の料金については、リンク先等を必ずご確認ください。

九州通信ネットワーク（QTNet）が「BBIQ スマホSIM d」を3/2より開始します。MVNO事業者は九州電力の子会社です。この「BBIQ スマホSIM d 音声通話S

【情報公開日】2015/02/13　【関連タグ】通信回線節約お得

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「最速資産運用」更新状況：

MVNO/格安SIM比較ランキングを更新。

　「BBIQ スマホSIM d 音声通話SIM」等を追加しました。「詳細検索」において「法人向け」と「高速通信の繰り越し機能」の項目を追加。

「最速資産運用」運営者より：

　九州通信ネットワーク（QTNet）が「BBIQ スマホSIM d」を3/2より開始します。MVNO事業者は九州電力の子会社です。

　
　この「BBIQ スマホSIM d 音声通話SIM」を、類似すると思われるIIJmio「音声通話みおふぉんミニマムスタートプラン」と一覧比較してみました。両プランとも音声通話対応です。

MVNO(格安SIM)プラン比較 (2015/2/13)

事業者名	IIJmio	BBIQ
プラン	[月単位プラン]2GB/1月音声通話みおふぉんミニマムスタートプラン	[月単位プラン]2GB/1月スマホSIM d 音声通話SIM
月額料金	1,728円	1,728円
定額	◎	◎
最高速度	150Mbps（「2GB/1月」を超過後は200Kbpsに制限）	150Mbps（「2GB/1月」を超過後は200Kbpsに制限）
LTE	◎	◎
通話	◎（通話料21.6円/30秒。無料通話分なし）	◎（通話料21.6円/30秒。無料通話分なし）
SMS	◎SMS利用可能（国内一通3.24円）。	◎SMS利用可能（国内一通3.24円）。
MNP対応	◎	◎
3日間制限	「366MB/3日」を超過後は速度制限（制限速度不明）。	「366MB/3日」を超過後は速度制限（制限速度不明）。
縛り月数	12	12
高速通信ON/OFF	◎	×
制限の解除費用	216円/100MB	216円/100MB
制限解除後の速度	150Mbps	150Mbps
期間限定	×	2015年3月1日まで、アンケートに答えることで月額料金が6ヶ月間税抜350円割引。2015年4月30日まで、SIMカードと端末を同時購入した場合、初期費用が無料（通常は税抜3,000円）。
注意事項	12ヶ月以内で音声契約を解除する場合、音声通話機能解除調定金が必要（税抜1,000円～税抜12,000円）。	12ヶ月以内で契約を解除する場合、契約解除料が必要（税抜1,000円～税抜12,000円）。
その他	月単位で「ライトスタートプラン」「ファミリーシェアプラン」に変更可能（変更手数料無料）。クーポン残量があり、クーポンがONの状態では、通信量制限（366MB/3日）されない。「IIJmioクーポンカード for BIC SIM」で高速LTE通信が可能（料金：500MB/1,500円、2GB/3,000円、共に非課税。購入から6ヶ月以内に登録。登録日から3ヶ月後の月末まで利用可)。愛称「みおふぉん」。留守番電話オプション税抜300円/月、割り込み電話着信オプション税抜200円/月。MicroSIM対応。nanoSIM対応。	スマホ安心サポートあり（税抜300円/月）。端末の一括同時購入が可能。MicroSIM対応。nanoSIM対応。

powerd by 格安SIMカード比較(ドコモMVNO/LTE)

　２つのプランを比較してみると、高速通信ON/OFFの扱いが違うぐらいで、内容はほぼ同一と言えます。
　よって「BBIQ スマホSIM d」は、IIJmio系列のMVNOプランと考えて良さそうです。

　IIJmioは自社サービスを手掛けるだけでなく、MVNE（Mobile Virtual Network Enabler）として、ドコモの通信回線を他社に再販しています。様々な公開情報により、IIJmioは「BB.excite モバイルLTE」や「hi-ho LTE typeD」、ビックカメラ「BIC SIM」、「DMMモバイル」、「イオンモバイル Wi-Fiルーター」等に、サービスを再販していると推測されます。この場合、ドコモが親、IIJmioが子、BB.excite等が孫、という関係になります。

　この他にもOCNやFreebitなどが、MVNEとしてドコモ通信回線を再販しています。独自にMVNOプランを提供している会社は、さほど多くないのが実情です。
　ここら辺りの流れを確認したい方は、NTTドコモの主要なMVNEとMVNOの関係をAPNから整理してみたの閲覧をお勧めします。とてもよくまとまっていると思います。

　MVNEを通じたMVNOプランは、導入の手間等が大幅に省けるので、今後更に増加すると思われます。１ユーザーとして嬉しい反面、MVNO/格安SIM比較ランキングを運営する立場としては正直なところ辛いの一言です。現時点でさえ、更新作業量が半端ないので…

MVNO/格安SIM比較ランキング

　サイト利用者の方より、MVNO/格安SIM比較ランキングについて以下のようなご意見をいただきました。

各ＳＩＭのデーター繰り越しが可能かってことと
何系列のＳＩＭか分かると便利。たとえばｄｏｃｏｍｏ－IIJimo系とか（2015-02-10）

　ありがとうございました。「ＳＩＭのデーター繰り越し」については、MVNO/格安SIM比較ランキングの「詳細検索」において「高速通信の繰り越し機能」の項目を追加したのでご活用ください。
詳細検索：高速通信の繰り越し機能

「何系列のＳＩＭ」については、公開情報で明らかなMVNOプランもありますし、今回のレビュー記事のようにプラン内容から推測できるものもありますが、諸事情により現時点でデータ分類する考えはありません。最大の理由は正確性を担保する自信がないためです。　【追記】APN別：MVNO/格安SIM一覧を追加しました（2015-08-13）

IIJmio及びBIC SIMのところでクーポン追加チャージに関して、
>高速通信ON/OFF機能：最高速度が150Mbpsにアップ（費用：324円/100MB）。
と記述されたままになっていますが、何ヶ月か前に216円/100MBに値下げされていますよ。www.iijmio.jp/hdd/miofone/spec.jsp （2015-02-11）

　ご指摘いただき、ありがとうございました。ビックカメラ「BIC SIM」を含め、修正いたしました。
　
　随時ご意見ご要望を承っております。各ページの最下部にフォームを用意していますので、お気軽にご利用いただければ幸いです。