FamiPay公共料金等支払が11/1より一部制限（※三菱UFJファクターと三菱UFJニコスに注意）

　
　ファミリーマートが「公共料金・各種料金のFamiPay払い サービス一部変更のお知らせ」を10/22に公表しています。
www.family.co.jp/services/smartphone/famipay/in...

　上記公式サイトによると、公共料金・各種料金の一部支払いについて2019年11月1日(金)よりFamiPayが利用できなくなったとのことです。

　具体的には払込票のバーコード番号(91)に続く6桁が以下のもので、販売代金・税金・保険料・家賃などの一部支払についてFamiPayで利用できなくなります。

• 908167
• 548691

　調べたところ、この「908167」と「548691」の先頭に「4」を付与した数字が「GS1事業者コード」ということが分かりました。すなわち「GS1事業者コード」が「4908167」と「4548691」の収納代行会社の支払が影響を受けることになります。

　GS1登録事業者については「GEPIR（ゲピア）:GS1登録事業者情報検索サービス」で検索できるのですが、残念ながら「GS1事業者コード」から逆引きすることはできません。

　更にインターネット検索したところ、「GS1事業者コード」が「4908167」は「三菱ＵＦＪファクター」、「4548691」は「三菱ＵＦＪニコス」という書き込みを見つけました。「GEPIR」では事業者名から逆引きできるので、試しに「三菱ＵＦＪ」という事業者名で検索したところビンゴでした。
gepir.dsri.jp/modules/gepir/

　収納代行会社が「三菱ＵＦＪファクター」又は「三菱ＵＦＪニコス」の場合、FamiPayで支払いができない可能性があるということが確定しました。

　ただし、「三菱ＵＦＪファクター」と「三菱ＵＦＪニコス」は、「GEPIR」の上記検索結果画面から分かるように、多くの「GS1事業者コード」を保有しています。よって、収納代行会社が「三菱ＵＦＪファクター」や「三菱ＵＦＪニコス」だからと言って、必ずしもFamiPay支払いができなくなる訳ではありません。

　参考までに、自分の手元にある2つの税金納付書の収納代行会社は以下の通りです。幸いなことに今回のFamiPay変更の影響を受けませんでした。

• 住民税（松江市）：地銀ネットワークサービス（「959919」）
• 自動車税（島根県）：NTTデータ（「929208」）

　なお、FamiPayで支払いが可能な公共料金や各種料金については、下記ページで確認することできます。
famipay.family.co.jp/w/find_agency_storage_code...

　FamiPayで税金を支払う場合、ファミマTカードからFamiPayチャージすることで、200円につき1円分のFamiPayボーナスが翌月付与されます（還元率0.5％）。税金は金額が比較的大きくなる上、割引手段があまり存在しないので、確実かつ有効な節約方法であると言えます。

　FamiPayと同様、nanacoでも税金支払いで節約できますが、これらの方法がいつまで続くか分かりません。実際、今回のように収納代行会社が「三菱ＵＦＪファクター」や「三菱ＵＦＪニコス」の場合には一部規制が入りましたし、何よりWAON税金支払いは11/27に終了していますし、いつ終了してもおかしくない状況だと感じています。
　

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