人口減少と資産の長期運用、分散投資

「最速資産運用」更新状況：

世界分散インデックスファンド比較ランキングを追加

　資産の長期運用に最適なアセットアロケーションに関するページを追加しました。

インデックスファンド比較ランキングを追加

　分散投資に最適なインデックスファンドに関するページを追加しました。

フリーETF(上場投資信託)比較ランキングを追加

　分散投資に最適なETF（上場投資信託）に関するページを追加しました。

格安スマホ+格安SIM比較ランキングを追加

　格安スマホ（タブレット・ルーター）とセットのMVNOサービスに関するページを追加しました。

「最速資産運用」運営者より：

　資産の長期運用と分散投資に関するページをいくつか新規公開しました。

• 世界分散インデックスファンド比較ランキング
• インデックスファンド比較ランキング
• フリーETF(上場投資信託)比較ランキング

　これらのページを作成するまで、自分自身、資産の長期運用や分散投資について、深く意識したことはありませんでした。安全第一の人間ですので、資産運用においてはリスクを極力回避する傾向があります。それゆえ、資産を世界中に分散投資するメリットは頭では理解していたのですが、現実問題としてそこまでのリスクを取ることはできませんでした。
　
　そのような状況に変化があったのは、日本創成会議・人口減少問題検討分科会の提言が報道されてからのことです。
　
jp.reuters.com/article/businessNews/idJPKBN0DO0...
　


　我が国の人口減少についても頭では理解していたのですが、あまり現実感がありませんでした。ところが、このような具体的かつピンポイントの人口減少予測を突きつけられると、今から26年先の2040年の世界がリアリティを持つようになりました。自分自身が、町や丁目単位というミクロのレベルで、人口推移データを見る機会が多いため、頭にスッキリ入ってきます。
　今回の調査で画期的なことは、「20才～39才の女性」（若年女性）という人口増減に直結する層に対象を絞り込み、更に市区町村単位でその層の人口増減予測をしていることです。仮に、2040年に人口増加が予想される市区町村でも、若年女性人口が減少するのであれば、出産数も減少していく可能性が高く、先行きは明るくありません。
　
　将来的な人口減少は何を意味するのでしょうか。
　不動産の価額に大きな影響を及ぼすことが考えられます。地方都市を中心に空き家対策が問題になっていますが、人口減少により、その勢いは更に加速することでしょう。空き家が増えれば、その地域の不動産価額は低下する可能性が高くなります。
　
　また、人口減少による経済活動の停滞も考えられます。地方都市に住んでいて最近頻繁に実感するのは、人口がさほど多くないため、買い物の選択肢が限定されることです。それゆえ、インターネットでの買い物が増えています。
　例えば書店。書店自体の数はさほど減ってないですが、昔に比べると取り揃える本の種類が限定的になりました。雑誌、漫画、文庫、新書、ベストセラーと、いわゆる売れる可能性が高い本ばかりが並びます。一般的な書店はどこも似たり寄ったりで、特徴のある専門書などを見かけなくなりました。専門書が欲しい場合、Amazonを利用するか、図書館を利用するかになってしまいます。
　こうなると悪循環で、書店に魅力を感じないので足を運ぶ回数は激減します。このような現象が、書店に限らず、あらゆる分野で起こっています。地方都市にシャッター通り商店街が増え続ける理由の一つでしょう。
　
　日本創成会議の人口予測調査により、今さらながら、日本の置かれている状況に危機感を覚えました。資産運用の前提として将来的な人口減少社会の到来を織り込む必要があると判断し、いろいろ調べるうちに情報が蓄積され、結果的にアセットアロケーション（分散投資）に関連すページの公開に繋がったという訳です。
　人口減少が必ずしも悪いことだとは思いません。不動産価額の下落によるメリットもあります。ですが、手持ち資産の将来性に重大な影響を及ぼすのも事実です。資産が目減りするのは結構きついので、少しずつでも準備を始めた方がいいような気がしています。

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