WiMAX＆OpenVPNで格安テレワーク－2（24時間ごとに通信切断されるのをTapo P105で対策）

※WiMAX＆OpenVPNで格安テレワーク－1（Windows10メールで動的DNS対策）より続く。

　ところで、WiMAXの制約の一つに、24時間で通信が切断されるというWiMAX 2+の仕様があります。
www.uqwimax.jp/signup/files/importance.pdf

　通信切断後にWiMAXルーターを自動的に再起動させることができれば問題ないのですが、残念ながら自分が使っている「Speed Wi-Fi NEXT W02」にそのような機能はありません。WiMAXの通信が切断されているときは、当然ながら外部から職場PCにVPN接続することができません。それでは困るので、OpenVPN対応Wi-Fiルーター「Archer C1200」を定期的に再起動させることで対応しています。

　例えば、OpenVPN対応Wi-Fiルーター「Archer C6」であれば、「再起動スケジュール」を利用すれば24時間ごとに再起動させることが可能です。ただし、WiMAX 2+の通信切断時刻は、時々変わるのでそれだけでは不十分です。

　自分の場合、ミニスマートWi-Fiプラグ「Tapo P105」を利用して対応しています。具体的な手順は以下の通りです。

1. ミニスマートWi-Fiプラグ「Tapo P105」をコンセントに差し込む。
2. 「Tapo P105」にOpenVPN対応Wi-FiルーターのACアダプタを差し込む。
3. 「TP-Link Tapo」アプリで、4時・12時・20時のそれぞれの時間で「オフ」と、その1分後に「オン」を設定。
4. 「TP-Link Tapo」アプリで、「オフ」「オン」をWiMAXが切断される時刻に適宜設定。

　「Tapo P105」とは、接続デバイスの電源を遠隔操作できるほか、電源オンオフをスケジュール設定できるプラグで、無料の「TP-Link Tapo」アプリで簡単に操作できます。
www.tapo.com/jp/product/smart-plug/tapo-p105/

　電源オンオフのスケジュールは、1分単位・曜日単位で複数設定可能です。WiMAXが切断される時刻（現在は毎日17時前後）に電源オンオフ設定するほか、WiMAX 2+の通信切断時刻は時々変わるので毎日3回（4時・12時・20時）電源をオンオフしています。これでWiMAXが切断される時刻が変動しても、最悪でも8時間待てば外部から職場PCにVPN接続できるようになりました。

※WiMAX＆OpenVPNで格安テレワーク－3（Windowsアップデート自動再起動無効化）へ続く

　

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