フリーランス向けの割安な所得補償保険

　
　一般社団法人プロフェッショナル&パラレルキャリア・フリーランス協会（以下、フリーランス協会）が、個人事業主向けのベネフィットプランの提供を9/1より開始しました。

【プレスリリース】9/1、一般会員募集スタート！！ -年会費1万円で、福利厚生サービスや万が一の補償を、 個人が得られる時代へ。-
blog.freelance-jp.org/%E3%80%90%E3%83%97%E3%83%...
　

フリーランス協会 ベネフィットプランの概略

　ベネフィットプランの概略は以下の通りです。

• 入会条件：
  • フリーランスやパラレルワーカーとして働いている個人事業主
  • フリーランスやパラレルワーカー目指す個人
• 年会費：1万円
• 特典（自動付帯）：
  • フリーランス賠償責任補償保険
  • 福利厚生サービスWELBOX
• 特典（任意加入）：
  • 所得補償保険（団体割引）
  • チャットワーク「パーソナルプラン」（月400円）が無料
  • 会計サービス（freeeやマネーフォワード等）の特別優待
  • アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールドの特別優待
  • 法律税務相談の特別優待
  • バーチャルオフィス（リージャス等）の特別優待
  • カウンセリングの特別優待
  • 家事代行の特別優待

　フリーランスに特化した様々な特典が用意されています。
　

フリーランス向け所得補償保険

　中でも注目したいのは、病気やケガによる就業不能を補償する所得補償保険です。
www.freelance-jp.org/pdf/3.pdf

　医師の診査が不要なので加入手続きは簡単ですし、保険料は団体割引扱いされるので個人で加入する場合に比べて47.5%割安となります。
　仕事中だけでなく、日常生活や旅行中のケガ・病気、天災によるケガも対象で、国内外を問わず最長1年間補償されます。また、引受保険会社の損保ジャパン日本興亜が提供する健康・介護相談サービスを無料で受けることも可能です。
　なお、任意加入の特典なので、年会費とは別に保険料を支払う必要があります。
　

フリーランス向け賠償責任補償保険

　自動付帯されるフリーランス賠償責任補償保険の内容は以下の通りです。

• 業務遂行中の補償（例.業務遂行中に誤って利用者にケガをさせてしまう）
• 業務結果（ＰＬ責任）の補償（例.納品物に欠陥があり第三者にケガをさせてしまう）
• 受託財物の補償（例.借用施設の設備等を誤って壊してしまった）
• 身体障害や財物損壊が発生しないような業務過誤の補償
  • 情報漏洩（例.パソコンがウイルスに感染し、企業情報が漏洩し発注者に損失が発生）
  • 納品物の瑕疵（例.納品物に瑕疵があり、発注者に損害が発生）
  • 著作権侵害（例.納品物が著作権侵害に該当し、第三者から損害賠償を受ける）
  • 偶然な事故による納期遅延（例.入院等による納期遅延のため、発注者に損失が発生）

www.freelance-jp.org/pdf/1.pdf
　

フリーランス向け福利厚生サービスWELBOX

　自動付帯される福利厚生サービスWELBOXの内容は以下の通りです。

• 対象者：2親等以内の家族が利用可能
• 健康サポート：健診や人間ドックを会員優待価格で提供
• 子育て両立支援：保育施設やベビーシッター等を会員優待価格で提供
• スキルアップ支援：E‐ラーニングやビジネスクラスセミナー等を会員優待価格で提供
• リラクゼーション優待：マッサージ施設や温浴施設等を会員優待価格で提供
• 各種相談ダイヤル：健康・メンタルヘルス・ファイナンシャル・税務・育児・介護などの相談を専門家が丁寧に対応

www.freelance-jp.org/pdf/4.pdf
　

フリーランス協会への入会手続

　入会手続きは以下の通りです。

1. 入会申込（要.Googleアカウント＆クレジットカード登録）
2. フリーランス協会による審査
3. 入会審査を通った場合は年会費10,000円をカード決済
4. フリーランス協会が決済結果を確認
5. フリーランス協会が会員番号等を登録メールアドレス宛に発信

　上記1.ですが、GoogleアカウントではなくFacebookアカウントでも、また、クレジットカードではなくデビットカードでも大丈夫みたいです。
www.freelance-jp.org/membership
　

フリーランス向けの割安な所得補償保険

　個人事業主は、会社員に比べると、もしものときに守ってくれるものが多くありません。働けなくなったとき、国民健康保険では傷病手当金が出ませんし、雇用保険に加入していないので失業保険も当然出ません。特に家族がいる場合、何らかのセーフティーネットを用意して、もしものときに備えておいた方がいいでしょう。

　フリーランス協会が提供するフリーランス向け所得補償保険は、団体割引扱いされるため割安に加入できるので、個人事業主にとっては検討に値する保険だと思われます。

【関連タグ】SOHO 会社経営

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