かんぽ生命が長寿支援保険「長寿のしあわせ」を10/2より開始

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　かんぽ生命が長寿支援保険「長寿のしあわせ」の取扱いを10/2より開始しました。

長い人生にしっかり備える長寿支援保険“長寿のしあわせ”の販売開始｜かんぽ生命
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　かんぽ生命「長寿のしあわせ」は、年金受取開始前の解約返戻金を抑えることにより、将来の年金受取額を極大化する商品です。長生きすればリターンが大きくなる反面、早く死ぬと元本割れする可能性があります。年金支払い前に解約（死亡）した場合には、低解約返戻金型保険なので確実に元本割れします。

　このようなトンチン性の高い長寿生存年金保険としては、日本生命「グランエイジ ニッセイ長寿生存保険」と第一生命「とんちん年金ながいき物語」、太陽生命「１００歳時代年金」に続き、国内では4商品目となります。
　日本生命や第一生命、太陽生命と大きく異なるのは終身年金でないことです。かんぽ生命「長寿のしあわせ」の年金支払期間は最大で30年なので、例えば60歳で年金支払を開始した場合、年金受取は89歳までで、90歳以降は年金を受け取ることができません。日本生命などの長寿生存年金保険は、亡くなるまで年金を受け取ることができる終身年金なので、その違いが際立っています。

　その反面、かんぽ生命「長寿のしあわせ」の支払保証期間は20年と、第一生命の10年や日本生命と太陽生命の5年に比べると長くなっています。早死にした場合、日本生命などの長寿生存年金保険に比べると、受け取る保険料が多くなります。トンチン性は高いですが、安全性を重視した保険設計と言えるでしょう。とは言っても、保証期間が20年でも元本割れするのですが。

　個人的には長寿生存年金保険はギャンブル性が高いこともあり好きになれませんが、保険各社から新商品が今後続々と発売されることが予想されます。医療の進歩などにより寿命が延びた反面、長生きリスクが高まっていることが背景にあります。
　と言って、老後の生活資金を公的年金制度に頼るのは非常に危険ですからね…。

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