三井住友銀行の年1.0%定期預金（ただし1ヶ月もの。2023年6月2日まで）

「最速資産運用」更新状況：

普通預金･定期預金(1ヶ月以内)金利比較ランキングを更新

　三井住友銀行「日興支店」専用定期預金を追加しました。

「最速資産運用」運営者より：

　三井住友銀行が、年1.0%の1ヶ月もの定期預金を取扱中です。ただし、ＳＭＢＣ日興証券の証券口座を保有していることが要件の一つなので、対象者は限定されると思われます。

三井住友銀行「日興支店」専用定期預金
www.smbcnikko.co.jp/service/smbcbank/nplus/inde...

　条件等は以下の通りです。

• 金利：
  • 1ヶ月もの：年1.0％（初回限定）
  • 1ヶ月もの：年0.3％（2回目以降）（*初回限定に変更されました）
• 預入金額：1,000万円以上10億円未満（1円単位）
• キャンペーン期間：2018年3月30日(金)まで ※終了日未定 2023年6月2日(金)まで
• 条件：以下の条件全てに該当する個人限定
  • ＳＭＢＣ日興証券の証券総合口座を保有（新規開設も可能）
  • 期間中にＳＭＢＣ日興証券の店頭で三井住友銀行「日興支店」普通預金口座を新規開設
  • 指定期間中にＳＭＢＣ日興証券において振込先の銀行預金口座に三井住友銀行「日興支店」普通預金口座を登録
  • 指定期間中に三井住友銀行以外の金融機関から三井住友銀行「日興支店」普通預金口座に新規入金
• 備考：ＳＭＢＣ日興証券指定の店頭にて申込。

　年1.0%という定期預金の金利は魅力的ですが、その反面、以下のようなデメリットもあります。

1. 預入期間が1ヶ月。
2. 預入金額が1,000万円以上。
3. ＳＭＢＣ日興証券の口座開設が必須。

　メリットやデメリットなどを含め、以前紹介した野村信託銀行（野村證券）の年1.8%定期預金と類似点が多いですね。
　預入期間が1ヶ月と非常に短い上に、預入金額は1,000万円以上とハードルが結構高くなっています。なお、預金保護機構では1,000万円までしか保護されませんが、三井住友銀行が1ヶ月以内に破綻する可能性は非常に低いので、1,000万円を超えて預入れたとしてもあまり気にしなくてもいいと思います。
　参考までに三井住友銀行の信用格付けは以下の通りです。

　この定期預金ですが「ＳＭＢＣ日興証券と三井住友銀行との情報共有についての同意書をご提出いただいている個人のお客さま」と明記されているように、三井住友銀行やＳＭＢＣ日興証券にとっては「ドアノック商品」だと思われます。高金利の定期預金でお金を集め、1ヶ月先の満期後に別の投資商品に誘導するのでしょう。

　自分がこの定期預金に預けれ入れるのであれば、1ヶ月先の満期後に、再び1ヶ月もの定期預金（2回目以降は年0.3％）に預け入れるか、キャッシュバック狙いで個人向け国債をＳＭＢＣ日興証券において購入すると思います。

　なお、1ヶ月もの定期預金（2回目以降は年0.3％）については、下記期間ごとに1回しか申し込めないので注意が必要です。

• ～2017年6月30日
• 2017年7月3日～2017年9月29日
• 2017年10月2日～2017年12月29日
• 2018年1月4日～2018年3月30日

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