楽天証券とＳＢＩ証券が株式取引手数料を大幅値下げ

楽天証券とＳＢＩ証券が株式取引手数料の引き下げを相次いで発表しました。先陣を切ったのは楽天証券で、株式手数料の値下げを11/21に公表しました。業界..

【情報公開日】2017/11/25　【関連タグ】節約/節税楽天金融株式

　
　楽天証券とＳＢＩ証券が株式取引手数料の引き下げを相次いで発表しました。先陣を切ったのは楽天証券で、株式手数料の値下げを11/21に公表しました。

業界屈指の格安手数料をあなたに！超割コースの国内株式手数料大幅値下げ！｜楽天証券
www.rakuten-sec.co.jp/web/info/info20171121-01....

内容：「超割コース」の国内株式の現物/信用取引手数料の値下げ
変更日：2017年12月25日

　翌11/22、ＳＢＩ証券も株式手数料の値下げを公表します。

国内株式　取引手数料（スタンダードプラン）最大約64%の大幅引き下げ！｜ＳＢＩ証券
www.sbisec.co.jp/ETGate/WPLETmgR001Control?burl...

内容：「スタンダードプラン」の国内株式の現物/信用取引手数料の値下げ
変更日：2017年12月22日

　新手数料や値下げ幅については、楽天証券とＳＢＩ証券は以下の通り同一となっています。それぞれ1注文ごとの手数料です。

１．現物株式手数料

取引金額	旧手数料	新手数料	差額
5万円	150円	54円	▲96円
10万円	150円	97円	▲53円
20万円	199円	113円	▲86円
50万円	293円	270円	▲23円

２．信用株式手数料

取引金額	旧手数料	新手数料	差額
10万円	388円	97円	▲291円
20万円		145円	▲243円
50万円		194円	▲194円
50万円超		378円	▲10円

　仮に5万円の現物株式を月20回取引するならば月1,920円（＝96円×20円）のコスト減となります。
　信用取引の場合、更にコスト削減効果が高くなり、仮に10万円の信用取引を月20回するならば月5,820円（＝291円×20円）のコスト減となります。

　楽天証券は「いちにち定額コース」、ＳＢＩ証券は「アクティブプラン」において、それぞれ今年9月に1日10万円以内の株式取引手数料の無料化に踏み切りました。

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　そして今回の値下げ発表です。前回の「取引手数料無料化」に比べるとインパクトは強くありませんが、デイトレーダーなど頻繁に取引をするユーザーを中心に多大なメリットがあります。
　ここまで取引手数料が下がると、対面取引を併用する証券会社はコスト面で太刀打ちするのは難しいと思われます。生き残るためには変化、それも劇的な変化が必要なのでしょうね。

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