ジャックスカードプラチナの驚異的なポイント還元率

　
　ジャックスが「ジャックスカードプラチナ」を12/18より発行開始しました。ポイント還元率1.5％以上のクレジットカードで、年会費は21,600円のプラチナカードです。
www.jaccs.co.jp/service/card_lin...

　何と言っても特徴的なのはポイント還元率です。200円のショッピングで3ポイント付与されます。Jデポ（*ショッピング値引き）へのポイント交換レートは「1,000ポイント＝1,050円」なので、ポイント還元率は約1.575%となります。ただし、年会費21,600円が必要なので、年会費を含めた実質的なポイント還元率は大きく落ち込みます。

　「ジャックスカードプラチナ」には以下の2つのボーナスポイントが用意されています。

1. ラブリィ☆アップステージ
2. ラブリィ☆アップステージプラス

　年20万円以上利用すると「1.ラブリィ☆アップステージ」が適用され、ポイント還元率が0.2％上乗せされます。上乗せの最大値は年300万円以上の利用で、ポイント還元率が0.5％上乗せされます。つまりポイント還元率は約2.075%（＝1.575%＋0.5%）となる訳です。

　更に年50万円以上利用すると「2.ラブリィ☆アップステージプラス」が適用され、Jデポ1,000円分がプレゼントされます。プレゼントされるJデポの最大額は年300万円以上の利用で、Jデポ1万円分がプレゼントされます。この「2.ラブリィ☆アップステージプラス」も加味した上でポイント還元率を計算した結果は以下の通りです。

年188万円（月15.6万円）：実質還元率 1％

年利用額が150万円以上なので

• 7,501ボーナスポイント
• 2,858ボーナスポイント(※Jデポ3,000円分)

【計算式】

＋ 29,610円分	≒28,200ポイント≒利用額188万円÷200円×3ポイント
＋ 10,876円分	7,501ボーナスポイント＋2,858ボーナスポイント
▲ 21,600円分	年会費
計 18,886円分	実質還元額
還元率 1％	≒18,886円分÷年188万円

年200万円（月16.6万円）：実質還元率 1.21％

年利用額が200万円以上なので

• 9,000ボーナスポイント
• 4,762ボーナスポイント(※Jデポ5,000円分)

【計算式】

＋ 31,500円分	≒3万ポイント≒利用額200万円÷200円×3ポイント
＋ 14,450円分	≒9,000ボーナスポイント＋4,762ボーナスポイント
▲ 21,600円分	年会費
計 24,350円分	実質還元額
還元率 1.21％	≒24,350円分÷年200万円

年300万円（月25万円）：実質還元率 1.71％

年利用額が300万円以上なので

• 14,985ボーナスポイント
• 9,524ボーナスポイント(※Jデポ10,000円分)

【計算式】

＋ 47,250円分	≒45,000ポイント≒利用額300万円÷200円×3ポイント
＋ 25,734円分	≒14,985ボーナスポイント＋9,524ボーナスポイント
▲ 21,600円分	年会費
計 51,384円分	実質還元額
還元率 1.71％	≒51,384円分÷年300万円

　カードの利用額が年200万円を超えると、年会費21,600円を含めた実質的なポイント還元率が1％を超えることになります。年300万円の利用では1.71％なので驚異的としか言いようがありません。
　なお、利用額に応じたポイント還元率のシミュレーションについては1％以上の高還元率ゴールドカード･プラチナカード比較ランキングで可能ですのでご利用いただければ幸いです。

　「ジャックスカードプラチナ」はプラチナカードなので、この他にも特典が用意されています。特に「MasterCard Taste of Premium」が利用できるため恩恵は大きいです。
　例えば以下のような魅力的なプログラムがあります。

• 世界850ヶ所以上の空港ラウンジが使える「Lounge Key（ラウンジ・キー）」（年6回まで無料利用可）。
• 厳選レストランに2人以上予約でコース代金1人分が無料となる「ダイニング by 招待日和」（月2回まで利用可能）。
• 空港宅配サービス（海外、手荷物無料）。

　旅行傷害保険も充実しており、国内・国外ともに補償額は最大1億円で、しかも国外は自動付帯されます。この他にはコンシェルジュ専用ダイヤルがあるので、観光はもちろん非常時にも役に立つと思われます。

　とても魅力的なカードなのですが心配なのは、このような特典がどれぐらい継続するか不安な点です。ジャックスカードはポイント高還元カードを数多く発行していましたが、その多くは発行停止あるいはポイント還元率が下がりました。
　今回は会社の顔とも言えるプラチナカードですので、さすがに大丈夫だとは思いますが不安を完全に拭い去ることはできないのです。

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