ねんきんネットを利用してみた－２（75才から繰下げ受給編）

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　老齢基礎年金・老齢厚生年金の受給額や受給要件、年金の繰上げ受給、年金の繰下げ受給、在職中の年金、離婚時の年金分割などについて。

年金受給者の資産運用法を更新

　最新データを反映しました。

「最速資産運用」運営者より：

※ねんきんネットを利用してみた－１（登録編）より続く

　日本年金機構「ねんきんネット」に登録したので、年金の繰下げ受給をシミュレーションしてみました。
www.nenkin.go.jp/n_net/

　ログイン後、「年金見込額試算」をクリックして、「詳細な条件で試算」を選択します。


　

老齢年金受給開始：65才

　まずは、条件を変えずに試算してみます。
　以下、65才から受給する場合の老齢年金見込額です。月71,949円と試算されました。

　

老齢年金受給開始：70才

　次に受給開始時期を変更してみます。
　「2 受給開始年齢情報」の「受給開始年齢情報を変更」をクリックすると、受給開始年齢の設定画面が表示されます。老齢基礎年金と老齢厚生年金において、共に「受給開始を遅らせる（繰下げ）」を選択し、受給開始年齢を「70才00ヶ月」に設定します。

　以下、70才から受給する場合の老齢年金見込額です。月102,174円と試算されました。かなり増えましたね。

　

老齢年金受給開始：75才

　受給開始年齢の設定画面においては、なぜか75才まで選択できるようになっています。繰下げ受給は70才までじゃなかったのかな、と思いつつ、取り合えず受給開始年齢を「75才00ヶ月」に設定してシミュレーションしてみました。

　以下、75才から受給する場合の老齢年金見込額です。70才のときと同じく、月102,174円と試算されました。やはり年金額が増額されるのは70才まででした。


　なぜ75才まで選択できるのか不思議ですが、近いうちに70歳以降も選択可能になる前触れなのかもしれません。今年になってからも報道されましたしね。

NHK等の報道により政府の高齢社会対策大綱案が1/17に判明しました。公的年金の受給開始年齢が70歳以降も選択肢となるようです。t.co/JTKxJSEAWP
現在、年金受給開始は原則65歳で、60歳～70歳で選ぶことが可能です。選択肢が更に広がることは好ましいと考えます。

— 最速資産運用 (@mabank_j) 2018年1月18日

　ねんきんネットでは、この他にも今後の加入予定記録を設定したり、追納や後納にも対応しています。もちろん60～64才までの繰上げ受給のシミュレーションもできます。
　使いやすい上に物凄く便利なので、ねんきんネットはお勧めです。

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