リクルートカード改悪|nanacoチャージのポイント制限

　
　リクルートカードはnanacoクレジットチャージ等のポイント付与を2018年4月16日より変更します。その結果、一ヶ月あたり3万円までしかポイントが付与されなくなります。

【重要なお知らせ】リクルートカードにおける電子マネーチャージご利用分のポイント加算対象の改定について
recruit-card.jp/info/20180316/

　この変更によってリクルートカードにおいては、nanaco経由で税金を納付して（間接的に）ポイントを獲得する際のポイントに制限がかかることになります。ポイント還元率1.2％は変化ありませんが、一ヶ月あたり360ポイント（＝3万円×1.2％）が上限となります。
　楽天カード（JCB）やYahoo! JAPANカード（JCB）のnanacoチャージ改悪に続き、残念な知らせと言えます。
　上限額が月3万円というのは、nanacoだけでなくモバイルSuica等の全ての電子マネーの合算額です。電子マネーのクレジットカードチャージをした場合、月30,001円以上についてポイント加算対象外となります。

　ただ、月3万円まではポイント対象なので、毎月3万円ずつチャージすれば年36万円（＝3万円×12ヶ月）になります。電子マネーの有効期限は無期限あるいは10年のものが多いので、積立感覚で毎月3万円ずつチャージするというのも手かもしれません。特にnanacoでの税金支払いがある程度見込まれる場合に有効だと思われます。

　nanacoクレジットチャージでポイントが付与される代表的なクレジットカードは以下の通りです。

• リクルートカード（VISA/MasterCard/JCB）…還元率1.2％（*月360ポイントが上限）
• Yahoo! JAPANカード（VISA/MasterCard/JCB）…還元率0.5％
• セブンカード・プラス（JCB）…還元率0.5％

　nanacoクレジットチャージでのポイント還元率を考えると、現時点ではリクルートカード一択です。ただし、月360ポイントまでしか獲得できないことに注意が必要です。リクルートカードで付与されるポイントはリクルートポイントですが、Pontaポイントやdポイントに等価交換できるので使い道は広いです。

　Yahoo! JAPANカードはポイント還元率が0.5％とかなり落ちますが、セブン＆アイグループの公式クレジットカードのセブンカード・プラスと同じ還元率なので決して悪くはありません。なお、リクルートカードのポイント還元率を上回るには、月7.2万円（＝360ポイント÷0.5％）を超える必要があります。

　今後ですが、リクルートカードやYahoo! JAPANカードが更に改悪されないことを祈りたいと思います。
　

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