終身保険とは

終身保険の特徴や種類、活用方法などについて。
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終身保険の特徴

 遺族の生活費に対する備え(死亡保障)などを目的とした保険で、以下に示す特徴があるもの。
  • 保障は一生涯続く。
  • 必ず保険金を受け取れる。
  • 保険料は高い。
  • 保障額は小さい。
  • 保険料払込後、積立部分や積立配当金を年金や介護保障に変更できる商品もある。

終身保険の種類

平準払終身保険
保険料と保障額が一生涯変らない終身保険。普通終身保険。
積立利率変動型終身保険
数年ごとに見直される利率によって死亡保険金や解約返戻金が変動するので、その分保険料が割安になる終身保険。
最低限の利率は決められているので元本割れすることはない。
低解約返戻金型終身保険
保険料払込期間中の解約返戻金は少なくなるが、その分保険料が割安になる終身保険。
払込期間を15年や20年に設定可能な商品を中心に、学資保険の代りに利用される場合がある。
長割り終身保険は、低解約返戻金型終身保険をベースにした終身保険。
連生終身保険
夫婦など、2人が同時に入る終身保険。保険料が割安。
変額終身保険
運用実績によって死亡保険金や解約返戻金が変動する終身保険。
保険料は割安だが、元本割れすることもある。その反面、運用実績によっては保障が大きくなる。
運用実績にかかわらず死亡保険金は最低保障されるが、解約返戻金は最低保障されない。
定期付終身保険
終身保険をベースに定期保険特約を付加したもの。
定期保険特約中に死亡した場合は大きな保障が得られる。
保険の更新方法は全期型と更新型。全期型は普通終身保険と同じく変らないが、更新型は数年ごとに保険料が見直される。
解約返戻金は終身保険部分のみ。(定期保険部分については掛け捨て)

金融機関破綻した場合

 あまり考えたくないことですが、金融機関破綻するリスクがあります。万一破綻した場合でも、公的な保護制度が用意されているので、保護される範囲等について取引前に確認しておくことをお勧めします。

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終身保険の活用方法

遺族の生活保障や葬儀費用 [保障]
積立利率変動型終身保険や連生終身保険などで備える。
必ず保険金を受け取れるので、定期保険より保険料が割高。ただし、定期付終身保険の場合は、定期保険特約部分が掛け捨てなので保険料は割安になる。
貯蓄・財産形成 [積立]
低解約返戻金型終身保険や変額終身保険で財産形成する。教育資金老後資金など。
相続税対策 [節税][積立]
生命保険控除により、法定相続人数×500万が非課税。
相続税の納税資金として用意。

家計と年間払込保険料

 令和3年度「生命保険に関する全国実態調査」によると、世帯加入率は89.8%、一世帯あたりの年間払込保険料の平均は約37.1万円(個人年金保険を含む)を一生涯支払い続ける計算になります。
[世帯主年齢別の年間保険料]
世帯主年齢年間払込保険料
~29歳21.4万円
30~34歳26.2万円
35~39歳38.2万円
40~44歳34.7万円
45~49歳37.5万円
50~54歳43.2万円
55~59歳43.5万円
60~64歳38.4万円
65~69歳43.6万円
70~74歳33.7万円
75~79歳31.3万円
80~84歳28.6万円
85~89歳35.8万円
90歳以上25.5万円
[世帯年収別の年間保険料]
世帯年収年間払込保険料*年収割合
~200万円20.5万円
200~300万円28万円11.1%
300~400万円31.4万円8.9%
400~500万円30.6万円6.8%
500~600万円31.9万円5.7%
600~700万円32.9万円5%
700~1,000万円43.3万円5%
1,000万円以上57.9万円
*年収割合=(年間払込保険料)÷(世帯年収の中間値)

 保険の見直しや新規契約時には、保険会社を比較するのが鉄則ですので、無料相談サービスを積極的に活用すべきです。

 また、保険相談時に、保険商品を勧められたからといって、無理に加入する必要はありません。「即決せずに一旦持ち帰り再検討する」「納得できる保険の提示があった場合に限り契約する」など、その場の雰囲気に流されないためにも、相談前にルールを作っておくことを強くお勧めます。

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