ふるさと納税の便利サイト「ふるさとチョイス」を利用する

「最速資産運用」運営者より：

　平成27年度税制改正により、ふるさと納税の控除上限額が従来に比べて2倍になりました。また、確定申告不要で ふるさと納税が可能になる「ふるさと納税ワンストップ特例制度」も2015年4月1日から始まりました（ただし、ふるさと納税は５自治体までという縛りあり）。
　他方、自治体の特産品合戦も過熱気味です。制度が大きく変わらない限り、ふるさと納税の利用者は増大し続けると思われます。

　ところで、今までは納付手続きの煩雑さが ふるさと納税のネックでした。
　条件付きとはいえ、確定申告なしで ふるさと納税できるようになったのは歓迎すべきことです。年末調整だけでOKになったことにより、ふるさと納税のハードルが大きく下がると思います。
　ただし、ふるさと納税自体の手続きは、相変わらず手間がかかります。

　一般的なパターンは以下の通りです。

1. 自治体に ふるさと納税の申請をする。
2. 自治体から申込書を送ってもらう。
3. 自治体に申込書を提出する。
4. 自治体から振込用紙を送ってもらう。
5. ふるさと納税（寄付）を行なう。

　ふるさと納税の申込については、郵送ではなく、電子メールでも可能な自治体が多いのですが、クレジットカード支払まで対応している自治体は今まで少数派でした。インターネットで完結させることは難しい状況だったのです。

　ところが、2015年6月より、その状況が劇的に変わりました。
　ふるさと納税サイトの「ふるさとチョイス」が、Yahoo!公金支払いと組んで、ワンストップで ふるさと納税できる仕組みを作り上げたのです。


　このシステムに参加している自治体は460。全国の自治体数が約1,800ですから、4分の1以上をカバーしていることになります。
　ふるさと納税の手続きがインターネット上で完結するだけでなく、申込に必要な個人データ（氏名や住所等）についても一度入力してしまえば、再入力する手間が省けます。
　しかも、Yahoo!公金支払いはTポイントでの支払いに対応しているため、クレジットカードや現金以外でも ふるさと納税ができるのです。


　実際に ふるさとチョイスに会員登録して使ってみましたが、とても快適でした。
　なお、ふるさと納税の手順を簡略化するためには、会員登録時に個人データ（氏名や住所等）が必要となります。

　例えば、島根県に寄付する場合の手順は以下の通りです。
　ページ上方の「この自治体に寄附を申込む」をクリックします。なお、「チョイスから申込」が濃く表示されていれば、ワンストップふるさと納税に対応しています。


　すると、下記のように「ふるさと納税申込みフォーム」が表示されます。その際、申込者情報として、ふるさとチョイス会員登録時に入力した氏名や住所等が自動的に転記されます。これがとても楽です。


　寄附金額や特産品を入力後に、「確認する」ボタンをクリックします。確認画面が表示されるので「送信する」をクリックすると、「Yahoo!公金支払い」に飛ぶのでクレジットカードやTポイントで決済すれば完了します。

　入力手順も洗練されており、ストレスなく ふるさと納税ができました。ふるさとチョイスからの申込に対応する自治体は、今後ますます増加すると思われます。

ふるさと納税の控除限度額計算ソフト

 最速資産運用 ma-bank.net 2020/08/26更新
寄附して得する「ふるさと納税」の目安(控除限度額)を簡単計算シミュレーション。実質2000円の負担で全国の特産品がもらえます。株式投資やＦＸ等の分離課税にも対応。

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