会社経営で一番大切なこと
経営をする際、様々なものが要求されます。例えば、
- 商品やサービスに対するニーズをくみ取ること
- 事業を展開するタイミングをはかること
- 人材の確保や組織の整備
等が挙げられます。これらは大切なことではありますが、最も大切なことは別にあります。
それは、資金繰りです。
取引先への支払や従業員への給料、金融機関への返済。資金がショートした瞬間、それまで築き上げてきた信頼は崩れ、会社経営は破綻します。
逆に言えば、儲かっていなくても資金繰りさえしっかりしていれば問題ありません。仮に本業は赤字でも、別のところで資金調達をすることが可能であれば会社は存続します。
資金調達手段として、例えば以下のようなものが考えられます。
- 将来性をアピールして投資家から出資金を集める
- 保有する諸権利や不動産を第三者に売却する
- 金融機関や行政、親類縁者から借入をする
ただし、本業以外で資金調達するのは、えてして長続きしません。資金繰りの苦しい時期を、一時的にしのぐ手段として考えておいた方が無難です。
長期的に安定して会社経営をするのであれば、やはり本業で稼ぐ必要があります。
本業での稼ぎ方
本業で稼ぐには、いくつかチェックポイントがあります。
- 事業が成長期にあるのか
- 事業に競争力があるのか
- 事業で利益が見込めるのか
- 顧客を集められるのか
1.について。事業は成長期にあるものを選ぶべきです。それは、儲けが最も多い時期だからです。最も重要なのは、事業を行なうタイミングをはかることです。常日頃からアンテナを張りめぐらしておく必要があります。
2.について。他社と比べて優位性が必要です。最も簡単なのは低価格を武器にすることですが、儲けが出ないと会社経営は行き詰るので考慮の対象外です。やはり商品やサービスの質が競争力となります。
3.について。収益性があまり期待できない事業はやってはいけません。薄利多売が成立するのは、原則的に資本の大きい企業だけです。可能な限り、収益を最大化するような事業を目指す必要があります。
4.について。営業力がない段階で顧客を集めることは困難です。そこで最初は広告宣伝費と割り切って、無料で商品やサービスを提供することを検討します。実際に使ってもらうことで顧客の声を集め、それを新規顧客獲得の足がかりにします。顧客が営業マンになって、自発的にネットワークを広げていくのが理想と言えます。
スピードとリピート
顧客及び見込み客に対して、常日頃から心がけておくべきことは、「スピード」と「リピート」です。
- スピード: 先回りしてサービスを提供する
- リピート: 定期的にフォローを入れる
以上、「成功者の告白 5年間の
起業ノウハウを3時間で学べる物語」(神田 昌典)という本を参考にいたしました。