空き家を買って補助金をもらおう

公開日:2018/06/15

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「最速資産運用」更新状況：

中古不動産を更新

　内容を確認した上で、空家等対策の推進に関する特別措置法（空家法）を追加しました。

「最速資産運用」運営者より：

　身近な話で恐縮なのですが、最近になって空き家が少しずつ減っているように感じます。具体的に言うと、私が住んでいる松江市のあちこちで、空き家を解体し、建て替える動きが見受けられるのです。

　気になったので調べたところ、松江市が実施している中古木造住宅に関する補助事業に行き当たりました。

中古木造住宅取得等支援事業補助金交付制度について｜松江市
www1.city.matsue.shimane.jp/suma...

　松江市における中古木造住宅（築20年以上）を購入した場合の補助金は以下の2つです。いずれも中心市街地だった場合やＵＩＪターン者には補助金の上乗せがあります。

改修支援（*改修費の10％。上限40万円）
建替え除去支援（*除去費の2/3。上限70万円）

　特に「2.建替え除去支援」については、70万円を上限として解体費用の3分の2まで助成されます。しかも中心市街地であれば、解体費用の80％、上限額100万円にアップします。補助率80％とは物凄く条件が良いと思います。
　この補助金だけが理由ではないと思いますが、松江市内の空き家が減っている大きな要因の一つでしょう。

　2015年5月より施行された空家等対策の推進に関する特別措置法（空家法）に加え、国交省は数年前から空き家対策の一環として中古住宅市場の活性化を推進しています。

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　また、空家法に基づく空家等対策計画が、全国の市区町村で着実に実施されています。実施する市区町村は、2018年3月に44.5％だったのが、2019年3月には63.2％まで増加する見込みです。

全市区町村の約半数で、空家等対策計画を策定～空き家対策に取り組む市区町村の状況について～｜国土交通省
www.mlit.go.jp/report/press/hous...

　空き家対策としては、解体して新築したり、リフォームすることが有効です。解体や修繕を促進するには、金銭的メリットが手っ取り早いので、補助金や税制優遇措置が矢継ぎ早に投入されている印象です。

　空き家が減るのは社会的に意味のあるですし、この流れに乗らない手はありません。解体費用の問題で割安に放置されている空き家は結構存在します。気になる物件があれば、市区町村の空き家補助金が利用できないか確認することをお勧めします。なお、現時点では空き家に関する国の補助金はないようです。

　もちろん、空き家の購入にあたっては、経済合理性が求められます。購入後は、自分が住んだり、あるいは賃貸することになると思いますが、メリットがコストを上回らなければ意味がありません。以前のように土地の値上り益を期待して購入するのは非常に危険です。

　参考までに、空き家に関する全国各地の補助金については下記ページがよくまとまっていると思います。補助金を探す際に、ご利用することをお勧めします。
akiya-mmt.com/low-subsidy/akiya-...

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