LINEポイントやLINE Payのお得な使い道（2022年版）

　

　LINEユーザーであれば、LINEショッピングや出前館等での支払いや、LINEが実施する各種キャンペーンを利用することで、LINEポイントをもらうことがあると思います。LINEの各種サービス（LINEスタンプやLINEギフト等）でポイントを消化できるほか、「LINE Pay コード支払い」や「LINE Pay 請求書支払い」等でも利用することが可能です。

　と言う訳で、今回はLINEポイントやLINE Payのお得な使い道について調べてみました。LINEポイント（LINE Pay）を活用して節約してみましょう。
　

LINEポイントとは？

help2.line.me/linepoints

　LINEポイントとは、LINEの各種サービスやショッピングなどで貯めて使えるポイントサービスです。LINEの各種サービスや「LINE Pay コード支払い」「LINE Pay 請求書支払い」等においてポイントをそのまま使えます。

　注意したいのがLINEポイントの有効期限で、最後にポイントを獲得した日から180日後です。全てのポイントが一気に失効するので要注意です。なお、180日以内にポイントを取得すれば、一度リセットされ、その日から再び180日間のカウントが始まるので、半年に一回ポイントを貯めることができればＯＫです。あるいは、こまめにPayPayポイントへ交換したり、LINE証券に出金したりするのが無難です。

　なお、LINEポイントの利用にあたっては、LINEでの電話番号認証が必要です。
　

LINE Payとは？

pay.line.me/portal/jp/main

　LINE Payとは、銀行口座・コンビニ等から「LINE Pay残高」にチャージすることで、コード支払いやVISA加盟店での買い物、LINEユーザーへの送金等ができるおサイフサービスです。また、「Visa LINE Payクレジットカード」の「チャージ＆ペイ」でもコード支払いや請求書支払い等が可能です。

　LINE Payには「LINE Cash」と「LINE Money」の2種類ありますが、本人確認手続きが必要な「LINE Money」を強くお勧めします。「LINE Money」であれば、チャージ上限額が大きい上に、送金や出金することが可能になります。なお、銀行口座との連携完了と同時に、本人確認手続きも完了します。
　

決済方法（*「LINE Pay残高」と「チャージ＆ペイ」）

　LINE Payの決済方法としては、「LINE Pay残高」と「チャージ＆ペイ」の2つがあります。1回あたりの決済額は1円～100万円で、請求書支払いについては手数料がかかるケースがあるので注意が必要です。
　
1. LINE Pay残高
　事前に「LINE Pay残高」にチャージした上でLINE Pay決済する方法で、LINEポイントも併用可能です。Visa LINE PayプリペイドカードをApple Pay(iD/Visaタッチ決済)やGoogle Pay(iD/Visaタッチ決済)に設定した場合のポイント還元率は2022年7月1日より2％です（※Visa LINE Payプリペイドカードのオンライン決済は0.5％還元）。

決済方法	ポイント還元
コード支払い	なし
オンライン支払い
請求書支払い
Apple Pay(iD/Visaタッチ決済)	2％
Google Pay(iD/Visaタッチ決済)
Visa LINE Payプリペイドカード (オンライン決済)	0.5％

　
2. チャージ＆ペイ
　「チャージ＆ペイ」とは、三井住友カード発行のVisaブランドのクレジットカードをLINE Payに登録することで、事前チャージなしでLINE Pay決済が可能になる機能です。LINEポイントを併用することは可能ですが、LINE Pay残高については併用できません。ポイント還元率は0.5％です（※2021年4月30日以前は1％～3％）。

決済方法	ポイント還元
コード支払い	0.5％
オンライン支払い
請求書支払い

　

チャージ方法（*手数料無料）

　LINE Pay残高へのチャージ限度額は、セブン銀行ATMが最大です。

チャージ方法	チャージ限度額	備考
銀行口座	100円～1日10万円	オートチャージ可
セブン銀行ATM	1,000円～1回50万円	セブン-イレブン
Famiポート	1,000円～1回299,000円	ファミリーマート
レジチャージ	1,000円～1回49,000円	ローソン

　　

出金方法（*現金化。1件あたり220円）

　LINE Pay残高を銀行口座やセブン銀行ATMへ、1件あたり220円で出金することが可能です。

出金方法	出金限度額
銀行口座	1円～1日10万円
セブン銀行ATM	1,000円～1日1万円

　LINE Pay残高を現金化するコストは、銀行口座へ限度額の10万円を出金した場合、0.22％（＝220円÷10万円）となります。後述するように、LINE証券を経由することにより、LINEポイントを手数料無料で現金化する方が有利です。
　

送金（*LINEで送金。手数料無料）

　1円～1日10万円の範囲で、LINE Pay残高からLINEユーザーへ送金することが可能です。リアルタイムで送金されますし、手数料無料なので、利便性は非常に高いです。
　

送金（*口座振込による現金化。1件あたり176円）

　1円～1日10万円の範囲で、1件あたり手数料176円でLINE Pay残高から銀行振込が可能です。振込先は、自分名義でも他人名義でもOKです。
　LINE Pay残高を現金化するコストは、限度額の10万円を銀行振込した場合、0.176％（＝176円÷10万円）となります。後述するように、LINE証券を経由することにより、LINEポイントを手数料無料で現金化する方が有利です。
pay-blog.line.me/archives/211730...
　

LINE Pay コード支払い

pay.line.me/portal/jp/about/payment
　LINEポイントはLINE Payのコード支払いで利用可能なので、全国のコンビニやドラックストア、家電量販店等でLINEポイントが使えます。しかも、「チャージ＆ペイ」のコード支払いであればLINEポイントが0.5％還元されます。

郵便局で切手購入

　2020年2月3日からは郵便局でもLINE Payのコード支払いが可能となりました。換金率の高い普通切手をシート（100枚単位）で購入して現金化したり、1円切手等を購入してポイントを使い切ったりするのもありかもしれません。

PayPay加盟店で支払い（※2021年9月18日更新）

　2021年8月17日からはPayPay加盟店でもLINE Payのコード支払いが可能となりました。ただし、QRコードを読み取るスキャン支払方法にしか対応していないことに注意が必要です。また、PayPayクーポンは利用できませんし、PayPayポイントは付与されないことにも注意が必要です。
　LINEポイントをPayPay加盟店で利用したい場合は、LINE Payのコード支払いではなく、LINEポイントをPayPayポイントへ交換してPayPay決済するのが無難です。
pay-blog.line.me/archives/281175...
　

LINE Pay オンライン支払い

pay-blog.line.me/archives/121171...
　LINEポイントはLINE Payのオンライン支払いで利用可能なので、Joshin webショップやZOZOTOWN、ラクマ等でLINEポイントが使えます。しかも「チャージ＆ペイ」のオンライン支払いであれば、LINEポイントが0.5％還元されます。
　

ふるさとパレット（*ふるさと納税） （*2022-12-27追加）

tokyu-furusato.jp/m/info/paypayl...
　2022年12月より、LINE Pay オンライン支払いはふるさと納税ポータルサイト「ふるさとパレット」でも利用可能になりました。LINEポイントも使用可能なので、使い勝手は非常に良いと言えます。ふるさとパレットを利用して自治体に寄附するのは、LINEポイントの実質的な現金化と言えます。しかも「チャージ＆ペイ」のオンライン支払いであれば、LINEポイントが0.5％還元されます。
　

LINE Pay 請求書支払い

pay-blog.line.me/archives/745623...
　LINEポイントはLINE Payの請求書支払いで利用可能です。東京都や大阪府等の税金支払いに対応しているので、LINEポイントの実質的な現金化と言えます。しかも「チャージ＆ペイ」の請求書支払いであれば、LINEポイントが0.5％還元されます。
　

Visa LINE Payクレジットカード

www.smbc-card.com/nyukai/affilia...

　Visa LINE Payクレジットカードは、ポイント還元率1％の年会費無料のクレジットカードです。Visa加盟店で利用できるだけでなく、チャージ＆ペイを利用してLINE Payコード支払いすることも可能です。
　

Visa LINE Payクレジットカード（P＋）（※2022-11-29追加）

www.smbc-card.com/camp/lpaypplus...

　Visa LINE Payクレジットカード（P＋）は、即時発行可能な年会費無料のクレジットカードです。Visa加盟店で利用できるだけでなく、チャージ＆ペイを利用してLINE Payコード支払いすることも可能です。ポイント還元率は原則0.5％ですが、チャージ＆ペイを利用してLINE Payコード支払いする場合は5％にアップします。
　

Visa LINE Payプリペイドカード（※2022年7月11日更新）

pay.line.me/portal/jp/about/prep...

　Visa LINE Payプリペイドカードは、即時発行可能な年会費無料のバーチャルカードです。プリペイドカードとしてVisaオンライン加盟店で利用できるだけでなく、Apple PayやGoogle Payに設定することでiD加盟店やVisaのタッチ決済加盟店でも利用可能です。2022年7月1日より、ポイント還元率は、実店舗が2％、オンラインが0.5％に変更されました。Visa LINE Payプリペイドカードでは、2022年2月3日よりLINEポイントが利用できるようになったので、LINEポイントの実質的な現金化と言えます。
　

iD/Visaタッチ決済 (Apple Pay・Google Pay)（※2022年2月16日更新）

pay-blog.line.me/archives/257806...
linepay.line.me/apple-pay/

　Visa LINE PayプリペイドカードをApple PayやGoogle Payに設定することでiD加盟店やVisaのタッチ決済加盟店において利用可能になります。2022年2月3日よりLINEポイントが利用できるようになったことに加え、2022年7月1日よりポイント還元率が2％にアップしました。なお、Apple PayやGoogle Payのオンライン加盟店で利用することも可能ですが、還元率は0.5％にダウンします。
　

PayPayポイントへ交換（※2021年3月17日更新）

about.paypay.ne.jp/pr/20210316/01/

　LINEポイントをPayPayポイントへ「1ポイント＝1円相当」で等価交換が可能です。交換単位は25ポイントからで、有効期限のあるLINEポイントを有効期限のないPayPayポイント（PayPay残高）へ移行できるというメリットがあります。
　

LINE証券（*現金化。手数料無料）（※2021年10月29日更新）

line-sec.co.jp/

　LINE証券では、国内株式や投資信託をLINEポイントで購入することができます。LINE Pay経由で、LINEポイントを「1ポイント＝1円」でLINE証券口座へ入金して利用します（手数料無料）。

　しかも、LINE証券口座から銀行口座へは、2021年11月1日以降、手数料無料で出金が可能になりました。よって、LINEポイントを直接現金化することはできませんが、LINE証券経由で手数料無料で現金化が可能ということになります。

　また、LINE証券口座からはLINE Payへ手数料無料で出金可能なので、LINEポイントからLINE Pay残高へ等価交換も可能です。
　

LINEポイントやLINE Payのお得な使い道（まとめ）

　以上の通り、LINEポイントやLINE Payをお得に使う方法は結構存在します。LINEの各種サービスで使うより有利なケースがあるかもしれません。参考にしていただければ幸いです。

　LINEポイントを手っ取り早く貯めるには、ポイント還元率1％＆年会費無料の「Visa LINE Payクレジットカード」がお勧めです。
　

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