SBI証券がiDeCo新プランを11/1より開始

SBI証券がiDeCo新プランを11/1より開始

「iDeCo（確定拠出年金）」に関する役立ち情報や運用レポート。

※海外債券をスイッチング｜iDeCo運用レポート2018-09-01（資産残高2,546,826円。損益＋315,826円）より続く。

　
　SBI証券がiDeCoの新プランを11/1より受付を開始します。

iDeCo（個人型確定拠出年金）　新プラン設定のお知らせ
site2.sbisec.co.jp/ETGate/WPLETmgR001Control?bu...

　新しく始まるのは「セレクトプラン」で、インデックスファンドなど34商品を提供します。以下、インデックスファンドを中心にピックアップしてみました。
　

セレクトプラン｜SBI証券iDeCo

分類		商品	信託報酬
株式	国内	eMAXIS Slim国内株式（TOPIX）	0.17172%
		＜購入・換金手数料なし＞ニッセイ日経平均インデックスファンド	0.17172%
	全世界	SBI・全世界株式インデックス・ファンド（愛称：雪だるま（全世界株式））	0.15%
		eMAXIS Slim全世界株式（除く日本）	0.15336%
		EXE-i グローバル中小型株式ファンド	0.3304%
	先進国	eMAXIS Slim先進国株式インデックス	0.11772%
		＜購入・換金手数料なし＞ニッセイ外国株式インデックスファンド	0.11772%
		eMAXIS Slim米国株式（S&P500）	0.1728%
		ｉＦｒｅｅ ＮＹダウ・インデックス	0.2430%
		インデックスファンド海外株式ヘッジあり（DC専用）	0.3024%
	新興国	eMAXIS Slim 新興国株式インデックス	0.20412%
債券	国内	eMAXIS Slim 国内債券インデックス	0.15012%
	先進国	eMAXIS Slim 先進国債券インデックス	0.1836%
		インデックスファンド海外債券ヘッジあり（DC専用）	0.2808%
	新興国	iFree 新興国債券インデックス	0.2376%
REIT	国内	＜購入・換金手数料なし＞ニッセイJリートインデックスファンド	0.2700%
	先進国	三井住友・ＤＣ外国リートインデックスファンド	0.3024%
バランス型		eMAXIS Slimバランス（8資産均等型）	0.17172%
		iFree 年金バランス	0.17172%

　上記「セレクトプラン」とは別に、従来までのiDeCoラインナップについても「オリジナルプラン」として継続されます。以下、インデックスファンドを中心にピックアップしてみました。
　

オリジナルプラン｜SBI証券iDeCo

分類		商品	信託報酬
株式	国内	三井住友・ＤＣつみたてＮＩＳＡ・日本株インデックスファンド	0.1728%
		ＤＣニッセイ日経２２５インデックスファンドＡ	0.18252%
		ＳＢＩ ＴＯＰＩＸ100･インデックスファンド＜ＤＣ年金＞	0.2592%
	先進国	DCニッセイ外国株式インデックス	0.20412%
		ｉＦｒｅｅ ＮＹダウ・インデックス	0.2430%
		ＥＸＥ－i 先進国株式ファンド	0.3184%
	新興国	ＥＸＥ－i 新興国株式ファンド	0.3794%
		三菱ＵＦＪ ＤＣ新興国株式インデックスファンド	0.5940%
債券	国内	三菱UFJ 国内債券インデックスファンド(確定拠出年金)	0.1296%
	先進国	野村外国債券インデックスファンドDC	0.2268%
	新興国	三菱UFJ DC新興国債券インデックスファンド	0.5616%
REIT	国内	ＤＣニッセイＪ－ＲＥＩＴインデックスファンドＡ	0.2700%
	先進国	三井住友・ＤＣ外国リートインデックスファンド	0.3024%
バランス型		ｉＦｒｅｅ ８資産バランス	0.2376%
		DCインデックスバランス(株式80)	0.2160%
		DCインデックスバランス(株式60)	0.2052%
		DCインデックスバランス(株式40)	0.1944%
		DCインデックスバランス(株式20)	0.1836%

　
　SBI証券の２つのiDeCoプランを比較すると、「セレクトプラン」の魅力がひきたちます。「オリジナルプラン」に比べ、信託報酬が全般的に安い上に、外国株式型のファンドの多さが目立ちます。その反面、バランス型ファンドが絞り込まれているので、投資信託についてある程度の知識や経験を持った人をターゲットにしているように感じます。

　ちなみに「セレクトプラン」と「オリジナルプラン」に共通するのは以下の2ファンドです。

1. ｉＦｒｅｅ ＮＹダウ・インデックス
2. 三井住友・ＤＣ外国リートインデックスファンド

　意外だったのは「ｉＦｒｅｅ ＮＹダウ・インデックス」で、ＮＹダウのインデックスにそこまで需要があるのかやや疑問です。「三井住友・ＤＣ外国リートインデックスファンド」については納得がいきますが、信託報酬がより安い「Smart-i 先進国リートインデックス」を選ばなかったのは何か事情があるのかもしれません。
　「セレクトプラン」と「オリジナルプラン」にかかる費用は同一で、しかもプラン変更は無料となっています。ただし、プラン変更については他社への移管と同様、2～3ヶ月かかるとのことなので注意が必要です。ちなみに、自分の場合、スルガ銀行からSBI証券へ移管するのに3ヶ月以上かかりました。
　SBI証券へのiDeCo移管を検討している方は、11月まで待って「セレクトプラン」を選択することをお勧めします。自分も「セレクトプラン」へ変更することを検討中です。

【関連タグ】老後/介護 iDeCo 投信 保険年金

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