保険会社50社の売上高等をランキングして分かったこと（生保2018年度）

「最速資産運用」更新状況：

銀行格付け比較ランキングを更新

　173件の銀行・信用金庫・信用組合の信用格付けについて確認しました。

保険会社比較ランキング(格付/売上/利益)を更新

　55件の生命保険会社と損害保険会社の信用格付け、及び、取扱い保険商品について確認しました。各保険会社の財務データ（売上高等）を2018年度（2019年3月期）に更新しました。

証券会社格付け比較ランキングを更新

　37件の証券会社の信用格付けについて確認しました。

「最速資産運用」運営者より：

　保険会社比較ランキング(格付/売上/利益)の売上高等を2018年度（2019年3月期）のデータに更新しました。保険会社50社の売上高等をランキングして分かったこと（生保2017年度）と同様、生命保険会社のランキングを確認することにします。

　まずは「リアルタイムソート」の「売上高」と「生命保険会社」を選択します。


　この結果、生命保険会社の売上高（保険料等収入）ランキングは、１位が日本生命、２位がかんぽ生命、３位が明治安田生命となりました。1位から3位までは前年度と同順位です。
　前年度に比べると、日本生命（5.4兆円→6兆円）は順調に売上高を増やす反面、明治安田生命（3.0兆円→3.0兆円）は横ばい、かんぽ生命（4.2兆円→3.9兆円）は売上高を落としています。かんぽ生命は不適切な保険商品販売で揺れていますが、来年度の見通しもあまり明るくなさそうです。

　次に当期純利益を見てみます。最終的にどれだけ利益が残ったかが分かります。１位が日本生命、２位が明治安田生命、３位がアフラック生命でした。


　１位の日本生命は、前年から300億円以上増やしています（2,439.2億円→2,787.9億円）。その結果、前年度２位から順位を１つ上げています。逆に２位の明治安田生命は300億円以上減らしています（2,650.3億円→2,295.7億円）。その結果、前年度１位から順位を1つ下げました。

　支払余力比率はメディケア生命保険が１位でしたが、それ以外の主要指標では日本生命が１位でした。総資産でも、かんぽ生命を抜き去ったことが目立ちました。日本生命一強体制は５年連続となります。

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