S＆P500投信の信託報酬引下げ競争｜ｅＭＡＸＩＳ SlimとSBIバンガード

三菱UFJ国際投信が「ｅＭＡＸＩＳ Slim 米国株式（S&P500) 」の信託報酬を11/12より引き下げます。税込0.165％（税抜0.15％）から税込0.0968％（税抜0.088％..

【情報公開日】2019/10/17　【関連タグ】投信金融株式

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　「ｅＭＡＸＩＳ Slim 米国株式（S&P500) 」等の信託報酬引下げを反映。「ｅＭＡＸＩＳ Slim 国内リートインデックス」「ｅＭＡＸＩＳ Slim 先進国リートインデックス」を追加。

「最速資産運用」運営者より：

　三菱UFJ国際投信が「ｅＭＡＸＩＳ Slim 米国株式（S&P500) 」の信託報酬を11/12より引き下げます。税込0.165％（税抜0.15％）から税込0.0968％（税抜0.088％）への大幅な引き下げとなります。
www.am.mufg.jp/text/253266s_191015.pdf

ｅＭＡＸＩＳ Slim 米国株式（S&P500)

「S&P500指数（配当込み、円換算ベース）」をベンチマークに、「S&P500インデックスマザーファンド」を通して運用詳細ページを見る

【信託報酬】0.0937% (換金手数料:0%)

【純資産総額】4.2兆円

【開始】2018/07/03（約5年10ヶ月）

【運用先】■先進国株100%

株100%

先進国100%

【取扱】auカブコム証券楽天証券ＳＢＩ証券松井証券 GMOクリック証券岡三オンライン証券

【注記】つみたて投資枠対応ファンド

　今回の信託報酬引下げは、先月9/26開始の「ＳＢＩ・バンガード・S&P500インデックス・ファンド」（税込0.0938％）への対抗措置と言えます。インデックスファンド比較ランキングにおいて確認したところ、両ファンドが先進国株式部門で1位と2位を占めています。
ノーロードのインデックスファンド比較｜最速資産運用

　投信信託（先進国株式）の信託報酬（税込）の順位を以下に列挙します。

ＳＢＩ・バンガード・S&P500インデックス・ファンド　0.0938%
ｅＭＡＸＩＳ Slim 先進国株式インデックス　0.0968%
＜購入・換金手数料なし＞ニッセイ外国株式インデックスファンド　0.1098%
たわらノーロード全世界株式　0.1098%
ｅＭＡＸＩＳ Slim 先進国株式インデックス　0.1098%
ＳＢＩ・先進国株式インデックス・ファンド（愛称：雪だるま（先進国株式））　0.1102%

　「ＳＢＩ・バンガード・S&P500インデックス・ファンド」が開始する際、

「ｅＭＡＸＩＳ Slim 米国株式（S&P500) 」など、S&P500をベンチマークにする他ファンドの対抗値下げは非常に厳しいと思われます。

とコメントしましたが、思いっきり予想を外した形になりました（嬉しい誤算ですが）。10/31からは「ｅＭＡＸＩＳ Slim 国内リートインデックス」と「ｅＭＡＸＩＳ Slim 先進国リートインデックス」を各リート部門最安水準の信託報酬で取り扱いを開始しますし、三菱UFJ国際投信は本当に頑張っていると思います。

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ｅＭＡＸＩＳ Slim 国内リートインデックス

「東証ＲＥＩＴ指数（配当込み）」をベンチマークに、「東証ＲＥＩＴ指数マザーファンド」を通して運用詳細ページを見る

【信託報酬】0.187% (換金手数料:0%)

【純資産総額】188.3億円

【開始】2019/10/31（約4年6ヶ月）

【運用先】■国内REIT100%

REIT100%

国内100%

【取扱】auカブコム証券楽天証券ＳＢＩ証券松井証券

ｅＭＡＸＩＳ Slim 先進国リートインデックス

「Ｓ＆Ｐ先進国ＲＥＩＴインデックス（除く日本、配当込み、円換算ベース）」をベンチマークに、「ＭＵＡＭＧ－ＲＥＩＴマザーファンド」を通して運用詳細ページを見る

【信託報酬】0.22% (換金手数料:0%)

【純資産総額】273.8億円

【開始】2019/10/31（約4年6ヶ月）

【運用先】■先進国REIT100%

REIT100%

先進国100%

【取扱】auカブコム証券楽天証券ＳＢＩ証券松井証券

　つみたてNISAが開始して取扱高が増加した影響なのか、インデックス投信の信託報酬が物凄く低下しています。個人投資家の立場としては、良質な投資商品が超ローコストで購入できるので嬉しい限りなのですが、手数料0.1％未満で販売側に利益が出るのかそちらの方が心配です。

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