新型コロナウイルス給付金(事業支援)判定ツールの公開

「最速資産運用」更新状況：

新型コロナウイルス給付金(事業支援)判定ツールを公開

　事業者向けの新型コロナウイルス給付金（持続化給付金）の給付額をオンラインでシミュレーションします。

「最速資産運用」運営者より：

　新型コロナウイルスの影響で売上が減少する事業者に対する「持続化給付金」の概要が4/13に公表されました。

持続化給付金に関するお知らせ｜経済産業省
www.meti.go.jp/covid-19/pdf/kyuf...

　現状における要件等は以下の通りです。

• 特典：法人は200万円、個人事業者は100万円を給付
• 要件：
  • 新型コロナウイルスの影響により、売上が前年同月比で50％以上減少。
  • 資本金10億円以上の大企業を除く、中堅企業、中小企業、小規模事業者、フリーランスを含む個人事業者（含.医療法人、農業法人、NPO法人、社会福祉法人など、会社以外の法人）。
  • 中小企業庁（経済産業省）へ以下の全てを提出すること。
    • 申請書
    • 通帳の写し
    • 法人番号 or 本人確認書類
    • 2019年の確定申告書類の控え、
    • 減収月の事業収入額を示した帳簿等（※様式は問わず）
• 期間：未定（令和2年度補正予算案の成立後1週間程度から申請受付開始）
• 進呈：電子申請の場合、申請後2週間程度（事業者名義の銀行口座へ振込）
• 備考：オンライン申請を基本とし、必要に応じて完全予約制の申請支援窓口を順次設置。申請にあたり「GビズID」を取得する必要なし。詳細は2020年4月最終週を目途に公表。

　新型コロナウイルス給付金(生活支援)判定ツールを作成したばかりということもあり、勢いで新型コロナウイルス給付金(事業支援)判定ツールを作成してみました。
ma-bank.net/tool/corona_biz/


　事業支援を目的とした「持続化給付金」が、生活支援を目的とした「生活支援臨時給付金（仮称）」と大きく異なるのは、制度設計が簡略化されていることです。「持続化給付金」は物凄くシンプルなので、申請者も窓口も非常に楽です。それに比べると、「生活支援臨時給付金（仮称）」は、申請者も窓口も結構苦労しそうです。

　例えば、個人事業主は「持続化給付金」と「生活支援臨時給付金（仮称）」の重複適用を受けることが可能ですが、「生活支援臨時給付金（仮称）」については「世帯主に限る」という制約がつきます。申請方法も「持続化給付金」は原則的にオンライン申請なので手軽ですが、「生活支援臨時給付金（仮称）」は原則的に郵送申請なので結構な手間がかかります。

　両者ともに新型コロナウイルス対策の給付金ですが、制度設計が大きく異なることもあり、給付までの時間はかなり差がつきそうです。

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