iDeCo運用レポート2015-10-11（資産残高1,480,017円。損益＋65,328円）

iDeCo運用レポート2015-10-11（資産残高1,480,017円。損益＋65,328円）

「iDeCo（確定拠出年金）」に関する役立ち情報や運用レポート。

　確定拠出年金（個人型401Kプラン）に加入したのは、2010年8月のことでした。口座管理手数料が無料ということで、スルガ銀行を選択しました。
　いつの間にか5年の歳月が経過していますが、毎月23,000円を積み立てたので、累計額が1,426,000円になっています。


　自分が確定拠出年金に加入したのは、節税が最大の理由です。掛け金の全額が所得税の所得控除とされるのですから、これを利用しない手はありません。それゆえ安全第一を考え、運用先は定期預金１００％としていました。投資信託で運用益を狙うことは一切考えていませんでした。
　安全資産なので値下がりリスクは皆無であり、わずかな固定費（口座維持手数料等）を負担するだけで、所得控除の恩恵を得られる訳です。所得が増えるほど税額負担が増えるので、その分節税額も増加します。制度概要や節税等について詳しくはiDeCo(確定拠出年金)で無理なく賢く節税をご確認ください。

　ですが、世界分散インデックスファンド比較ランキングやインデックスファンド比較ランキングを作成した時期に考え方が変わりました。
　投資先を世界中に分散させて将来に備えることにしたのです。その手段として投資信託を活用することにしました。
　
　確定拠出年金の運用についても見直しを図りました。なぜならば、確定拠出年金には手厚い税制優遇措置が用意されているためです。少しでも税負担が軽くなるのであれば、利用しないともったいないです。

　主な税制優遇措置としては、①運用益が非課税なことと、②受給時に退職所得を選択することが挙げられます。なお、ＮＩＳＡがこれに近いのですが、現時点でＮＩＳＡは時限措置なので、損失が出た時の対応策を十分に検討しておく必要があります。

　現在残高は以下の通りです。1,480,017円なので、差引5万円のプラスとなっています。

現在残高

商品名	資産残高	比率
ＤＣ・ダイワ・ストックインデックス225	319,143円	21.56％
インデックスファンド日本債券（１年決算型）	142,287円	9.61％
インベスコ・ＭＳＣＩコクサイ・インデックス・ファンド	149,503円	10.1％
ダイワ投信倶楽部外国債券インデックス	148,852円	10.06％
ＤＣダイワ・グローバルＲＥＩＴインデックスファンド	161,573円	10.92％
インデックスファンド海外新興国株式	129,026円	8.72％
インデックスファンド海外新興国債券（１年決算型）	64,040円	4.33％
スルガスーパー定期１年	365,593円	24.7％
合計	1,480,017円

　運用先の投資信託は全てインデックスファンドです。
　特定の指数への連動を目指すので恣意的な判断が入り込む余地が少なく、また、信託報酬が安いのも魅力的です。

　投資先別の損益は以下の通りです。
　新興国の株式と債券がマイナスなのは予想がついていましたが、意外だったのは海外REITの損益率が最も高かったことです。

投資先別の損益

商品名	購入金額	資産残高	損益金額	損益率
ＤＣ・ダイワ・ストックインデックス２２５	278,746円	319,143円	40,397円	14.5%
インデックスファンド日本債券（１年決算型）	139,703円	142,287円	2,584円	1.8%
インベスコ・ＭＳＣＩコクサイ・インデックス・ファンド	140,290円	149,503円	9,213円	6.6%
ダイワ投信倶楽部外国債券インデックス	140,294円	148,852円	8,558円	6.1%
ＤＣダイワ・グローバルＲＥＩＴインデックスファンド	139,604円	161,573円	21,969円	15.7%
インデックスファンド海外新興国株式	140,388	129,026	-11,362円	-8.1%
インデックスファンド海外新興国債券（１年決算型）	70,071円	64,040円	-6,031円	-8.6%
スルガスーパー定期１年	365,593円	365,593円	0円	0%
計	1,414,689円	1,480,017円	65,328円

　今後ですが、定期的に確定拠出年金の運用レポートを公開する予定です。
　「完全に放置している現状を変えたい」というのが最大の理由です。定期的なリバランスの必要性を感じているのですが、積立後ほとんど実行していません。忘れてしまうのです。定期的に運用状況をレポートすることで、運用方針も適宜変更するようになることが期待できます。

　また、2017年1月より、確定拠出年金の対象範囲が大きく広がり、公務員や専業主婦も加入可能となります。
　どのようなスタンスで確定拠出年金に向かい合えばいいのか分からない人も多いと思います。そういった人達にとって少しでも参考になれば、という思いもあります。

【関連タグ】iDeCo 投信 保険年金

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