公立幼稚園の在園率は47.18％に低下（H27年度学校基本調査）

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「最速資産運用」運営者より：

　文部科学省が「平成２７年度学校基本調査」を2015年12月25日に公表しています。公立幼稚園の在園率は48.05％。定員割れが酷すぎるでも言及した「学校基本調査」の最新版です。

学校基本調査：文部科学省
www.mext.go.jp/b_menu/toukei/cho...
平成２７年度学校基本調査（確定値）の公表について：文部科学省
www.mext.go.jp/component/b_menu/...

　教育機関別の在学者数は下記の通りです。

教育機関	在学者数	前年比
幼稚園	140.2万人	▲15.5万人	(▲9.95%)
幼保連携型認定こども園	28.1万人	－	(－)
小学校	654.3万人	▲5.7万人	(▲0.86%)
中学校	346.5万人	▲3.9万人	(▲1.11%)
高等学校	331.9万人	▲1.5万人	(▲0.45%)
大学	255.6万人	＋0.4万人	(＋0.15%)
大学院	24.9万人	▲0.1万人	(▲0.61%)

　大学以外は減少していて、特に幼稚園の落ち込み方が激しくなっています。ちなみに、幼稚園の定員は207.4万人と、前年227.5万人よりも20万人以上減少しており、在学者数よりも減少ペースが上回っています。いずれにせよ、定員割れが酷い状況に変わりはありませんが…

　幼稚園の定員や在園率は以下の通りです。

幼稚園 (H27年度)

施設	定員	在園者数	在園率
幼稚園	207.4万人	140.2万人	67.6%
(内.国立)	0.6万人	0.5万人	86.28%
(内.公立)	50.4万人	23.8万人	47.18%
(内.私立)	156.3万人	115.8万人	74.12%

　公立幼稚園の在園率が47.18％と、その低さが目立ちます。前年度は48.05％だったので、更に悪化しています。
　なお、公立幼稚園の在園率は48.05％。定員割れが酷すぎるの通り、保育所の在所者数は、幼稚園の在学者数よりも多いので、幼児の数が急激に減っている訳ではありません。
　「幼稚園よりも保育所のニーズが高い」という、国民の要望がかなえられる日は来るのでしょうか。

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