保険会社50社の売上高等をランキングして分かったこと（生保2015年度）｜金融機関の格付け動向：2016年8月

「最速資産運用」更新状況：

銀行格付け比較ランキングを更新

　164件の銀行・信用金庫・信用組合の信用格付けについて確認したほか、レイアウトを微調整しました。

保険会社比較ランキング(格付/売上/利益)を更新

　51件の生命保険会社と損害保険会社の信用格付け、及び、取扱い保険商品について確認したほか、レイアウトを微調整しました。売上高等を2015年度（2016年3月期）のデータに更新しました。

証券会社格付け比較ランキングを更新

　28件の証券会社の信用格付けについて確認したほか、レイアウトを微調整しました。

金融機関ランキング（顧客満足度分析）を更新

　上位37社の金融機関の格付けや定期預金金利について確認しました。

「最速資産運用」運営者より：

　保険会社比較ランキング(格付/売上/利益)の売上高等を2015年度（2016年3月期）のデータに更新したので、保険会社50社の売上高や利益をランキングして分かったこと（生保編）と同様、生命保険会社のランキングを確認することにします。

　まずは「リアルタイムソート」の「売上高」と「生命保険会社」を選択します。


　この結果、生命保険会社の売上高（保険料等収入）ランキングは、１位が日本生命、２位が第一生命、３位が明治安田生命ということが分かりました。いずれも子会社分を含めた連結決算です。

　前年度は第一生命が1位でしたが、日本生命が三井生命を買収したことにより1位に返り咲きました。日本生命6.2兆円、第一生命5.5兆円と大きく差がついたので、第一生命が再逆転するのは大変そうです。

　次に当期純利益を見てみます。最終的にどれだけ利益が残ったかが分かります。
　１位が日本生命、２位が明治安田生命、３位が第一生命でした。


　前年に続き、日本生命が1位でした。他の保険会社が軒並み純利益を減らす中、前年比で約1,000億円増やしています。圧勝と言っても良いでしょう。
　前年2位のアメリカンファミリー生命（アフラック）は4位に順位を落としました。前期が2,942億円だったので、純利益がほぼ半減したことになります。

　生命保険会社の売上高や利益を調べて分かったことは、前年に続き、主要指標の大半で日本生命が１位ということです。支払余力比率については他社が１位ですが、売上高1位を奪い返したことにより、1強体制に戻ったと考えて差し支えないと思います。

　また、日本生命を除き、多くの生命保険会社が当期純利益や経常利益等を悪化させています。マイナス金利の影響が出てくる来期は、更に経営状況は悪化する可能性があります。

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　銀行格付け比較ランキング等を更新しました。前月と比べて格付けの変動があったものについて一覧表示します。

銀行格付け比較ランキング

※信用格付けの変動はありませんでした。

保険会社比較ランキング(格付/売上/利益)

※信用格付けの変動はありませんでした。

証券会社格付け比較ランキング

大和証券

格付け機関	2016-08-02	前月 (2016-07-04)
S&Pグローバル・レーティング	A	A-

大和証券グループ本社

格付け機関	2016-08-02	前月 (2016-07-04)
S&Pグローバル・レーティング	A-	BBB+

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