RDP接続後もホスト側パソコンのNumLockを維持する方法

　
　職場の仕事用パソコンを買換後、RDP（リモート デスクトップ プロトコル）接続するたびに、NumLockがオフになってしまう。そのたびに「スクリーン キーボード」を立ち上げてNumLockをオンにしていた（※誤入力防止を目的に「Change Key」でNumLockキーを無効化している）。

　いちいちNumLockをオンにするのは鬱陶しいので原因を調べてみることにした。その結果、RDP接続した際、ゲスト側パソコンのNumLock設定を、ホスト側パソコンが引き継いでしまうことが判明した。

　職場の仕事用パソコン（ホスト側）へRDP接続する現状は以下の通り。片方はNumLockが常時オン、もう片方はNumLockが常時オフなので、RDPの組み合わせとしては非常に悪い。

リモート	パソコン
ホスト (接続される側)	ノートPC（テンキーあり）
ゲスト (接続する側)	ノートPC（テンキーなし）

　と言うことなので、職場の仕事用パソコン（ホスト側）については、タスクスケジューラでNumLockを常時オンにすることにした。

　まずは「numlock.bat」と「numlock.vbs」を作成して同じフォルダに保存する。なお、「numlock.vbs」のNumLock判定にあたっては「Word」をインストールしている必要あり（vbscriptでNUMLOCK判定したい| OKWAVE）。

numlock.bat

numlock.vbs

　次にタスクスケジューラでタスクを作成し、「トリガー」タブをクリックして以下のように編集。

• タスクの開始：「ユーザー セッションからの切断時」
• 設定：「任意のユーザー」＆「リモート コンピューターからの接続」

　「操作」タブをクリックして以下のように編集。

• 操作：「プログラムの開始」
• プログラム/スクリプト：「参照」から「numlock.bat」を選択
• 開始（オプション）：「numlock.bat」へのフォルダパスを入力

　これでRDP接続後も、職場の仕事用パソコン（ホスト側）のNumLockが常時オンになった。なお、ホスト側PCのNumLockを常時オフにしたい場合は、「numlock.vbs」の「IF NumOnBL=FALSE」を「IF NumOnBL=TRUE」に変更すればOK。
　

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