nanacoのお得な使い道（税金/POSAカード支払）｜2020年版

　

nanacoでお得に税金支払・ギフトカード購入：

　nanacoを活用することで、住民税や固定資産税等の税負担を少し軽減したり、Amazonや楽天、Google Play等のギフトカードを少し安く購入することが可能です。そのためにセブン-イレブンにおいてnanacoで税金やギフトカードを支払うことができることを利用します。nanacoでの税金支払やギフトカード購入ではポイントが付きませんが、クレジットカードを絡ませることで1％以上の還元率が実現します。

　nanaco経由でクレジットカードのポイントを貯めるには、大前提としてバーコード付納付書が必要な上に、以下のような手順が必要となります。

• nanacoにクレジットカードを事前登録（初期設定）
• nanacoにクレジットチャージ
• セブン-イレブンにおいてnanacoで税金納付

　ただし、手間がかかる上に、nanaco1枚あたりの支払限度が5万円までという制約があります。「センターお預り分」の利用やnanacoの複数枚（上限5枚）支払、nanacoモバイルの活用など支払限度額を拡張する方法はいくつかありますが、いずれも更に手間がかかるので面倒くさがり屋には向いていません。

　参考までにnanacoのクレジットチャージには、以下のようなルールがあります。

• 上限：50,000円。
• 金額：1回3万円、月20万円まで。
• 回数：1日1回、月10回まで。1日3回、月15回まで（※2019年9月頃に回数が減ったようです）

www.nanaco-net.jp/how-to/creditc...

　と言っても、税金はまとまった金額になることが多く、仮に還元率1％だとしても支払額が5万円であれば、500円（＝5万円×1％）戻ってきます。マイナス金利の状況においては軽視できない金額と言えます。
　

1. デイリーPlus等でnanacoギフト購入（*月10万円まで1％還元。キャンペーンで2％の場合あり）

dailyplus.yahoo.co.jp/sso/000826

　Yahoo! JAPANが提供するデイリーPlus（月540円）において、nanacoギフト1,000円分が990円で販売されています。還元率は1％（＝(1,000円－990円)÷1,000円）と悪くありません。月10万円まで購入可能とメリットは大きいのですが、1,000円単位でしか購入できないため、金額が大きくなるとnanacoギフトをnanaco公式サイトに登録する手間が大変だというデメリットがありますが、スクリプトを組むことで手間が大幅に軽減されます（「大量登録が大変なので、nanacoギフト登録をVBScriptで自動化してみた」参照）。

　また、期間限定キャンペーンで、nanacoギフト1,000円分が980円で販売されることがあります。還元率が2％（＝(1,000円－980円)÷1,000円）と倍になるので非常にお得です。

　なお、年会費が税抜1,250円（*年1回以上の利用で無料）のクレジットカード「Tカード Prime」であれば、Web会員サービス「インターコムクラブ」の「J’s コンシェル」が無料で利用可能です。「J’s コンシェル」はデイリーPlusと同様にベネフィット・ワンが運営するサービスなので、nanacoギフトをお得に購入すること可能です。　

2. クレジットカードからnanacoチャージ（*0.5％還元）

　nanaco公式サイトからクレジットカードでnanacoチャージをすることで、クレジットカードのポイントが付与されます。なお、nanacoへクレジットカードチャージする場合、本人認証が必要となるのでカード会社において「ID」と「パスワード」を登録の上、nanaco公式サイトにおいてクレジットカードの事前登録が必要となります。

　なお、nanacoにチャージできるクレジットカードは限定されており、実質的に「セブンカード・プラス」（ポイント還元率0.5％）一択です。
　

3. 【終了】クレジットカードからnanacoチャージ（*月3万円まで最大1.2％還元）

　以前は、nanacoクレジットチャージに関する規制が緩く、クレジットカードの選択肢が結構あったのですが、相次ぐ制度改悪により激減しました。

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　還元率を考えると、2020年3月11日まではリクルートカード（ポイント還元率1.2％）一択の状況と言えます。ただし、リクルートカードにはnanacoチャージでポイントが付くのは月3万円までという制約があるので注意が必要です。
　

4.【終了】リクルートカード2枚持ち（*月6万円まで1.2％還元）

　上記3.の通り、リクルートカードには月3万円までという制約があるのですが、月6万円まで増やす方法があります。やり方は単純でリクルートカードの2枚持ちです。

　リクルートカードの場合、VISA/MasterCardブランド（三菱UFJニコス）とJCBブランド（ジェーシービー）の2枚を保有することが可能です。nanacoチャージ時のポイント還元率は共に1.2％です。
　

5.【終了】Kiigoでnanacoギフトコード購入（*月5万円まで1％以上還元）

　Kiigoでnanacoギフトコードを購入することでも1％以上の還元率が実現します。VISA/MasterCardブランドのクレジットカードという制約はありますが、月5万円までnanacoポイントを購入可能です。

　nanacoチャージに比べるとクレジットカードの制約は少なく、VISA/MasterCardブランドであればKiigoでnanacoギフトコードを購入可能です。自分の場合、楽天カード（MasterCard）を利用しました。購入したnanacoギフトコードについてはnanaco公式サイトから登録可能で、翌日には「センターお預かり分」のマネー残高に加算されます。

　Kiigoを利用する際には会員登録が必要です。登録時に「紹介コード」を入力すれば、初回購入時に200ポイント（200円相当）もらえるので入力しておいた方がお得です。家族や知人が既にKiigoを使用しているのであればそのコードを、そうでなければ私の「p2Nu8a26F0」を入力すればOKです。
www.kiigo.jp/disp/CSfGoodsPage_0...

　

6. nanacoで税金やギフトカードをお得に支払う方法まとめ

　個人的には上記1.（上限10万円/月）と上記3.（上限3万円/月）を併用しています。ただし、上記3.については、2020年3月12日以降「セブンカード・プラス」以外のクレジットカードを登録できなくなったので現在利用できません。また、以前は上記4.（上限5万円/月）も併用していたのですが、2019年4月19日にnanacoギフトコードの販売が終了したので使えなくなりました。

　上記1.のnanacoギフトID入力は大変なので、実行する際はスクリプトを組むことを強くお勧めします（「大量登録が大変なので、nanacoギフト登録をVBScriptで自動化してみた」参照）。

　ところで、提携ポイントをnanacoポイントに交換することで、セブン-イレブンにおいてnanacoを使うことが可能になります。提携ポイントはクレジットカードや銀行、証券会社、公共サービスなど数多くありますし、提携ポイントによってはキャンペーンを実施しているので使いこなせば更にお得になります。
www.nanaco-net.jp/exchange/nanaco/

　なお、国税については「国税クレジットカードお支払サイト」と「e-Tax」を利用して得する方法があります。
　

【おまけ】nanacoギフトomni7の使い方

　電子マネーnanacoと似て非なるものとして、通販サイト「オムニ７」等でしか利用できない「nanacoギフトomni7」があります。有効期限がある上、nanacoへチャージできませんし、セブン-イレブン店舗でも使えないという制約がありますが、使い方によっては結構便利です。

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