楽天ポイントで投信購入が可能に（＆ポイントを現金化する方法）－３

　
　今回は楽天ポイントで投信購入が可能に（＆ポイントを現金化する方法）－２の続きで、楽天証券において投資信託を楽天ポイントで購入し、即座に解約して現金化する手順の最終回です。

　楽天証券にログイン後、「投信」→「注文｜積立注文」→「通常注文」→「解約注文」を選択します。すると前回購入した「＜購入・換金手数料なし＞ニッセイ国内債券インデックスファンド」1,000円分（963口）が表示されるので、「解約」をクリックします。

　解約注文の受付画面において「全部解約」を選択します。

　解約注文の確認画面において「売渡代金概算額 999円」と表示されました。暗証番号を入力して注文します。

　「売渡代金概算額」とあるように実際の売却額は確定していませんが、コストも値動きも少ない国内債券100％のインデックス投信ですので、限りなく999円に近い価格で約定されるものと思われます。楽天証券と楽天銀行をマネーブリッジで連携させているので、約定代金については自動的に「らくらく出金」で楽天銀行の口座に振り替えられます。

　これで楽天ポイント1,000ポイントを999円前後の現金に変える手順は完了です。土日を挟むこともあり受渡日は9/5にズレ込みますが、わずか1円程度のコストで現金化できることになります。手数料は0.1%前後（＝1円前後÷1,000ポイント）ですので、楽天ポイントを大量に保有している人にとっては検討に値する現金化方法だと思われます。

　楽天ポイントを楽天証券経由で現金化する方法をまとめておきます。

1. 楽天証券と楽天銀行をマネーブリッジで連携させる。
2. 楽天証券において楽天ポイントが利用できるように設定する。
3. コストも値動きも少ない国内債券100％のインデックス投信を購入する。ma-bank.net/word/18/b_in/
4. 購入約定日の翌日以降に全部解約する。
5. 解約約定日の3営業日後に入金される（*楽天銀行へ自動振替）。

　楽天ポイントを現金化する際の注意点は以下の通りです。

1. 期間限定ポイントや他ポイントから交換したポイントは対象外。
2. ポイントの利用可能上限は、1注文あたり30,000ポイント、1ヶ月あたり100,000ポイント。
3. 国内債券100％のインデックス投信が暴落する可能性がある。

　注意点3.の投信の暴落については、可能性は物凄く低いですがあり得ます。投信の暴落リスクを回避したい場合はやめておいた方が無難です。

　ところで、最近になって楽天ポイントの使い勝手が格段に良くなっています。

　8/1より楽天ペイを経由することで、ローソンで利用できるようになりました。しかも期間固定ポイントを1円単位で使うことができるので、ポイントを無駄にすることが大幅に減りました。

　8/26からは楽天証券を経由することで、投資信託を購入することが可能になりました。通常ポイントに限定されますが、ポイントの使い道が増えるのは非常に素晴らしいことです。しかも国内債券100％のインデックス投信を購入することで、手軽に現金化する道が開けました。

　9/1からは楽天モバイルが「スーパーホーダイ プランS」等を発売開始しますし（楽天モバイル「スーパーホーダイ」登場参照）、楽天経済圏の拡大は止まりそうにありません。


【追記】2017-09-13
　投信を解約することで1,002円が戻ってきたので満足です。楽天証券から楽天銀行に自動振替してくれると更に嬉しかったですが。

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