【追記あり】老齢年金総額を極大化するシミュレーションツールを公開しました

「最速資産運用」更新状況：

老齢年金の繰下げ繰上げ受給最大化シミュレーションを公開

　老齢年金の総受給額が最も多くなる受給開始年齢を死亡年齢別に一括シミュレーション計算。死亡年齢を指定して受給開始年齢別に総受給額を一覧表示することも可能。

「最速資産運用」運営者より：

　老齢年金総額を死亡年齢別に極大化するシミュレーションツールを公開しました。
ma-bank.net/tool/nenkin/


　入力項目は以下の3つだけです。

1. 誕生年
2. 性別
3. 年金見込額(月額)

　使い方は簡単で、老齢年金の繰下げ繰上げ受給最大化シミュレーションにおいて上記項目を入力後に、「シミュレーションする」をクリックするだけです。

　実際に試算してみます。

1. 誕生年：1972年（50才）
2. 性別：男性
3. 年金見込額(月額)：64,816円

　上記条件でシミュレーションした場合、

• 75才以下で死亡：60才の繰上げ受給が最も有利 *修正済み
• 79才以下で死亡：繰上げ受給が有利
• 80才以上で死亡：繰下げ受給が有利
• 96才以上で死亡：75才の繰下げ受給が最も有利

という結果になりました。

　また、死亡年齢をクリックすると、受給開始年齢別に総受給額を一覧表示することも可能です。例えば、上記条件で死亡年齢「80才」を指定すると、

• 67才開始が最もお得（総額:12,718,454円） *修正済み
• 75才開始が最も不利（総額:8,586,822円） *修正済み

という結果になりました。
ma-bank.net/tool/nenkin/?val=648...

　このツールを思いついたのは、増田豊「結局、年金は何歳でもらうのが一番トクなのか」を読んで老齢年金に関する理解を深めるがきっかけです。2022年4月より繰下げ受給年齢が70才から75才へ引き上げられ、老齢年金が最大84％（＝0.7％×120ヶ月）増加される半面、死亡年齢や繰下げ受給・繰上げ受給により「老齢年金の総受給額」は大きく変動します。老齢年金の繰下げ繰上げ受給最大化シミュレーションを利用することで、死亡年齢別に直観的かつ具体的に最適な受給開始年齢を簡単に把握することが可能です。

　ご利用いただければ幸いです。
　

【関連タグ】老後/介護 保険年金

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