マイナンバーカードがAndroidスマホに2023年5月11日より対応（iPhoneは未定）など

　
※マイナンバーカードと健康保険証を2024年秋に一体化して現行の健康保険証を廃止より続く

　河野太郎デジタル担当大臣が、10/13に行なったマイナンバーカードに関する記者会見の続きです

河野大臣記者会見（令和4年10月13日）｜デジタル庁
www.digital.go.jp/news/minister-...


　記者会見要旨は以下の通りです。

• マイナンバーカードは「デジタル社会におけるパスポート」
• 健康保険証との一体化（2024年秋に健康保険証廃止を目指す）
• 運転免許証との一体化（2024年度末から前倒しを検討）
• スマホ対応（2023年5月11日からAndroid対応。iPhoneは未定）
• 金融機関への基本4情報提供（2023年5月16日開始）
• 電子証明書利用料の当面無料化（2023年1月開始）
• 2022年10月の経済総合対策への反映
• 健康保険証との一体化に関する環境整備・周知徹底

　健康保険証との一体化については下記ブログ記事をご確認ください。
　

スマホ対応（2023年5月11日からAndroid対応。iPhoneは未定）

　マイナンバーカードのスマホ対応については、2022年6月7日に閣議決定された通り、とあります。
www.digital.go.jp/policies/prior...

　マイナンバーカードの電子証明書が、Androidスマホに2023年5月11日より搭載されるとのことです。できることは以下のようなことです。

• マイナンバーカードによって可能なオンライン申請
• マイナポータルへのログイン
• マイナンバーカードを利用したコンビニ交付

　なお、iPhoneについて対応時期は未定とのことです。
　

運転免許証との一体化（2024年度末から前倒しを検討）

　マイナンバーカードと運転免許証の一体化については、2022年6月7日に閣議決定された通り、のですが、少し前倒しすることを警察庁と検討しているとのことです。

　また、マイナンバーカードを利用した運転免許証更新時のオンライン講習を、現行の優良運転者に加え、2023年度からは一般の運転者にも広げるとのことです。ただし、当初は一部の都道府県にとどまるようです。
　

金融機関への基本4情報提供（2023年5月16日開始）

　2023年5月16日から、公的個人認証サービスを利用する金融機関などに対して、基本4情報（氏名・生年月日・性別・住所）を提供するサービスを開始します。もちろん、本人の同意が前提ですが、本人の手続きが必要ないので、顧客確認作業の迅速化に繋がります。
　

電子証明書利用料の当面無料化（2023年1月開始）

　電子証明書利用料（署名用は1件10円、利用証明用は1件2円）が必要ですが、当面3年間は無料化されます。無料化時期は、2023年1月からとなります。
　
※マイナンバーカードと健康保険証の一体化等に関する河野デジタル大臣記者会見（2022年10月13日）文字起こしへ続く

　

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