SBI証券:米ドルに両替する4つの方法（海外株式や米国債の購入）｜2019年11月版

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「最速資産運用」運営者より：

　証券会社において海外株式（含.海外ETF）や米国債等を購入するには、手持ちの日本円を外貨に両替する必要があります。
　その際、為替手数料（スプレッド）として1米ドルあたり片道25銭～50銭程度のコストがかかります。証券会社によって異なりますが、インターネット取引は片道25銭、店頭取引は片道50銭が相場となっています。

　例えば、1万米ドル（約110万円）の米国債をインターネット経由で購入する場合、片道2,500円（＝25銭×1万通貨）、往復で5,000円なので、コストは0.45％（＝5,000円÷110万円）となります。

　投資をするにあたり、この為替手数料をいかに削減するかは非常に重要です。

　お勧めの証券会社はSBI証券で、最安で片道0.2銭で日本円を米ドルに両替できます。なお、以下の4つの方法を使い分けることが可能です。

1. 通常：片道25銭
2. 格安：片道4銭（*住信SBIネット銀行経由/外貨普通預金）
3. 格安：片道2銭（*住信SBIネット銀行経由/外貨積立）
4. 最安：片道0.2銭（*SBI FXα経由/現引き）

　

1. 通常：片道25銭

　通常、SBI証券において、海外株式や米国債等を日本円で購入する場合（円貨決済）、為替スプレッドは片道25銭となります。
　為替手数料は最も高いですが、自動的に米ドル両替をやってくれるので最も楽に取引できます。
　

2. 格安：片道4銭（*住信SBIネット銀行経由/外貨普通預金）

　海外株式や米国債等を住信SBIネット銀行を通じて米ドルで購入する場合（外貨決済）、為替スプレッドは片道4銭となります。
　少し手間はかかりますが、為替手数料は通常スプレッドの6分の1ですし、リアルタイムで取引できるので、お勧めの取引方法です。

住信SBIネット銀行との外貨入出金サービス｜SBI証券
www.sbisec.co.jp/ETGate/WPLETmgR001Control?burl...

【手順】

1. 住信SBIネット銀行：外貨普通預金で米ドルを買い付ける。
2. SBI証券：「入出金・振替」→「外貨入金」で住信SBIネット銀行から米ドルの振込指示（振込手数料無料）。

　なお、住信SBIネット銀行では、外貨預金預入時の為替手数料無料キャンペーンを時々実施しています。このキャンペーンを利用すればスプレッドが0円となるので非常にお得です。　

3. 格安：片道2銭（*住信SBIネット銀行経由/外貨積立）

　海外株式や米国債等を住信SBIネット銀行の外貨積立を通じて米ドルで購入する場合（外貨決済）、為替スプレッドは片道2銭となります。
　為替手数料は通常スプレッドの12分の1と格安ですが、少し手間がかかる上にリアルタイムで取引できないなど、デメリットもある取引方法です。

外貨積立｜住信SBIネット銀行
www.netbk.co.jp/wpl/NBGate/i900500CT/PD/frn_acc

【手順】

1. 住信SBIネット銀行：米ドルの外貨積立を設定する。営業日の4:00までに買い注文をすれば8:30の為替レートで米ドルを買付（*外貨普通預金に入金）。
2. SBI証券：「入出金・振替」→「外貨入金」で住信SBIネット銀行から米ドルの振込指示（振込手数料無料）。

　例えば毎月積立を選択し、米ドルを1回買付後に休止すれば、外貨普通預金で米ドルを購入するのと同等の効果が得られます。
　

4. 最安：片道0.2銭（*SBI FXα経由/現引き）

　海外株式や米国債等をSBI FXαを通じて米ドルで購入する場合（外貨決済）、為替スプレッドは片道0.5銭 0.3銭（※2019年10月1日より改定） 0.2銭（※2019年11月22日より改定）となります。

　為替手数料は通常スプレッド（25銭）の125分の1と最安ですが、手間や時間がかかる上に最低取引額が1万米ドルからと、デメリットも多い取引方法です。

FX（外国為替保証金取引） STEP6:決済しましょう｜SBI証券
www.sbisec.co.jp/ETGate/WPLETmgR001Control?burl...
外国為替保証金取引（ＦＸ）において、現引きは可能ですか？｜SBI証券
faq.sbisec.co.jp/faq_detail.html?&id=11776

【手順】

1. SBI証券：SBI FXαで1万米ドル以上の買い注文をする。105％以上の日本円の入金が必要。
2. SBI証券：SBI FXαで上記買い注文について営業日の14:00までに現引すれば14:30の為替レートで米ドルを買付。

　FXの経験がない方にはおすすめできない方法ですし、取引単位も1万米ドルからと少なくありません。投資上級者向けと言えますが、為替手数料は最安となります。
　

5. 海外株式や米国債等の売却時の円高対策

　海外株式や米国債等への投資を考える際、売却時（償還時）の円高対策も必要不可欠です。購入時に比べて円安になっていたら万々歳ですが、円高が進行すると利益が吹っ飛ぶ可能性があるからです。

　SBI証券では日本円ではなく外貨で受け取ることが可能です。円高になっていた場合、取り合えず外貨のまま保有することをお勧めします。

SBI証券 外貨決済サービス
www.sbisec.co.jp/ETGate/WPLETmgR001Control?OutS...

　外貨で受け取った場合、外貨建MMFを購入するのがベストです。いつでも売却が可能ですし、利回りも悪くありません。

SBI証券 外貨建MMF
site0.sbisec.co.jp/marble/fund/fmmf/servicelist.do

　外貨建MMFについては、任意のタイミングで売却して海外株式や米国債等を購入したり、円安になったら日本円に換金したりできます。

　外貨建て商品は為替変動リスクがある上に手数料が高いものが多いですが、上記のようなSBI証券の諸サービスを活用することにより、リスクやコストを抑えることが可能となります。

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　サイト利用者の方より、ふるさと納税の控除限度額計算ソフトに関して以下のようなご指摘をいただきました。
　ふるさと納税の控除限度額計算ソフト等において配偶者控除や配偶者特別控除の変更に対応しました。ご指摘いただき、ありがとうございました。

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