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MVNO/格安SIM選びのポイント

　MVNO/格安SIM比較ランキング(運営歴11年1ヶ月)の中から、FP(1級ファイナンシャル・プランニング技能士)おすすめMVNOプランを厳選して紹介します。ポイントをチェックすることで、最適なMVNO/格安SIMを選ぶことが可能になります。

1. 定額プランなのか？

　原則的に月額料金が一定額のプランをお勧めします。データ通信を使い過ぎても追加料金は発生しないので、特にMVNO初心者にはお勧めです。なお、音声通話についても「かけ放題プラン」がありますが、大半のプランで「10分以内の国内通話」等の要件があるので注意が必要です。

2. 自宅等でWi-Fiを使えるのか？

　自宅や職場などがWi-Fiを使える環境にある場合、高速通信の容量についてはさほど気にする必要はありません。自宅等でWi-Fiが使えない、あるいは、外出先で動画などの大容量コンテンツを頻繁に利用する場合は、使い放題などの大容量プランの利用をおすすめします。なお、その場合でも無料Wi-Fiを利用することである程度は対応が可能です。

3. 高速通信の諸要件をチェック

　高速LTE通信については容量だけでなく、制限事項やON/OFF機能、追加購入などのチェックが必要不可欠です。特に制限事項については注意が必要です。使い放題プランであってもPSPアプリや大容量ダウンロードなどの利用は制限がかかりますし、プランによっては3日間制限などがあります。なお、高速通信の翌月繰越に対応している方が、使い残しの無駄が減るのでお得です。

4. 費用対効果が高いか？

　月額料金等の安さに加え、キャンペーンもチェックします。実際に使ってみないと分からないところが多いので、可能な限りコストを抑えたいものです。
　

おすすめMVNO/格安SIMプラン

　以下、ジャンル別のおすすめMVNO/格安SIMプランとなります。
　

とにかく安さを重視（音声通話）

　音声通話プランで安さを第一に考えると「au povo2.0」がお勧めです。音声通話やSMSに対応しているにもかかわらず月額基本料が無料で使えます。ただし、最高速度が128Kbpsと低速ということに注意が必要です。
　「日本通信 日本通信SIM 合理的シンプル290プラン*月1GBに上限設定時」もお勧めです。高速通信が月1GB利用できつ定額の音声通話SIMとしては最安水準です。ただし、月1GBに上限を設定する必要があります。　

とにかく安さを重視（定額）

　安さを第一に考えると「LinksMate データ通信のみ 100MB」がお勧めです。高速通信が月100MBしか利用できませんが、定額のデータ通信SIMとしては最安水準です。「i-フィルター for マルチデバイス」が無料なので、中高生向けとしても最適かもしれません。
　「HISモバイル ビタッ!プラン(NTTドコモ)*月100MBに上限設定時」もお勧めです。高速通信が月100MBしか利用できませんが、定額のデータ通信SIMとしては最安水準です。ただし、月100MBに上限を設定する必要があります。　

安さと内容の充実さを重視

　安さと内容の充実さを考えると「nuroモバイル バリュープラス VSプラン(D) 音声通話付き」がお勧めです。音声通話＆3キャリア対応で、高速LTE通信が月3GB使えて、月1,000円未満という激安価格です。月単位で他のプランに無料で変更できるので、物足りない場合は高速LTE通信を簡単に増やすことができます。
　「HISモバイル 自由自在290プラン 7GB」もお勧めです。音声通話対応で、高速LTE通信が月7GB使えて、月1,000円未満という激安価格です。　

制限が少ないMVNOプラン

　制限が少ないプランであれば、「VAIO オリジナルSIM 手間なし1年間プラン」がお勧めです。
　「mineo マイそく ドコモプラン スタンダート」もお勧めです。ただし、平日12～13時や「10GB/3日」を超過後は32Kbpsに制限されることに注意が必要です。
　「mineo マイピタ ドコモプラン シングルタイプ10GB」もお勧めです。ただし、「パケット放題 Plus」利用時、「10GB/3日」を超過後は200Kbpsに制限されることに注意が必要です。
　「楽天モバイル 最強プラン」もお勧めです。au回線(4G)・楽天回線共に原則的に使い放題ですが、au回線(3G/5G)は使えないことに注意が必要です。　

株主優待で得するMVNOプラン

　株主優待を利用して月額料金を安くしたいのであれば、TOKAIホールディングス300株を保有することで月850円×6ヶ月割引される「音声通話付きSIM なっとくプラン（3GB）」等がお勧めです（※格安SIM(LIBMO)が月850円×6ヶ月割引の株主優待｜TOKAIホールディングス(3167)参照）。