定期保険とは
定期保険の特徴や種類、活用方法などについて。最終更新: [本ページはプロモーションが含まれています]
定期保険の特徴
遺族の生活費に対する備え(死亡保障)などを目的とした保険で、以下に示す特徴があるもの。- 保障は一定の保険期間のみ。(例:10年間。70歳まで)
- 払い込み保険料は戻ってこない「掛け捨て型」。
- 保険料は格安(保険期間が短い場合)。保険期間が長くなると保険料は高くなる。
- 保障額は特大。
- 契約満了時に更新・継続する場合は保険料が上がる。
定期保険の種類
- 平準定期保険
- 契約満了まで保険料と保障額が一定(平準)の定期保険。普通定期保険。
- 逓減定期保険
- 保障額が年々減っていくので、その分保険料が割安になる終身保険。
- 教育費や住宅ローンなどの負担減少に応じて、必要保障額が減るというケースなどで利用されることが多い。
- 逓増定期保険
- 保障額が年々増えていくので、その分保険料が割高になる終身保険。
- 法人・経営者向け。万一のときの保障と役員退職金の財源確保を同時に準備。
- 低解約返戻金型定期保険
- 保険料払込期間中の解約返戻金は少なくなるが、その分保険料が割安になる定期保険。
- 払込期間を15年や20年に設定可能な商品を中心に、学資保険の代りに利用される場合がある。
- 長割り定期保険は、低解約返戻金型定期保険をベースにした定期保険。
- 生存給付金付定期保険
- 保険期間中、一定年数ごとに生存給付金を受け取ることができる定期保険。
- 貯蓄性を兼ね備えているが、その分保険料が割高になる。
- 収入保障保険
- 死亡保険金を分割して受け取る定期保険。
- 一括で受け取らないので、その分保険料が割安になる傾向がある。
- 逓減定期保険をベースにするケースが比較的多い。
- 変額定期保険
- 運用実績によって保障額が変動する定期保険。
- 保険料は割安だが、元本割れすることもある。その反面、運用実績によっては保障額が大きくなる。
金融機関が破綻した場合
あまり考えたくないことですが、金融機関は破綻するリスクがあります。万一破綻した場合でも、公的な保護制度が用意されているので、保護される範囲等について取引前に確認しておくことをお勧めします。おすすめの資産運用情報
[スポンサーリンク]
定期保険の活用方法
- 遺族の生活保障や葬儀費用 [保障]
- 逓減定期保険や収入保障保険などで備える。
- 掛け捨てなので、終身保険より保険料が割安。
- 貯蓄・財産形成 [積立]
- 低解約返戻金型定期保険や変額定期保険などの解約返戻金を活用して財産形成する。教育資金や老後資金など。
- 経営者の税金対策 [節税]
- 逓増定期保険などの解約返戻金を活用して税金対策をする。
- 毎年一定額を損金計上し、解約返戻金額のピーク時に解約返戻金の受取と退職金の支払を組み合わせることで節税効果が得られる。
家計と年間払込保険料
令和3年度「生命保険に関する全国実態調査」によると、世帯加入率は89.8%、一世帯あたりの年間払込保険料の平均は約37.1万円(個人年金保険を含む)を一生涯支払い続ける計算になります。[世帯主年齢別の年間保険料]
世帯主年齢 | 年間払込保険料 |
---|---|
~29歳 | 21.4万円 |
30~34歳 | 26.2万円 |
35~39歳 | 38.2万円 |
40~44歳 | 34.7万円 |
45~49歳 | 37.5万円 |
50~54歳 | 43.2万円 |
55~59歳 | 43.5万円 |
60~64歳 | 38.4万円 |
65~69歳 | 43.6万円 |
70~74歳 | 33.7万円 |
75~79歳 | 31.3万円 |
80~84歳 | 28.6万円 |
85~89歳 | 35.8万円 |
90歳以上 | 25.5万円 |
[世帯年収別の年間保険料]
*年収割合=(年間払込保険料)÷(世帯年収の中間値)
世帯年収 | 年間払込保険料 | *年収割合 |
---|---|---|
~200万円 | 20.5万円 | - |
200~300万円 | 28万円 | 11.1% |
300~400万円 | 31.4万円 | 8.9% |
400~500万円 | 30.6万円 | 6.8% |
500~600万円 | 31.9万円 | 5.7% |
600~700万円 | 32.9万円 | 5% |
700~1,000万円 | 43.3万円 | 5% |
1,000万円以上 | 57.9万円 | - |
無料保険相談で家計を節約
保険の見直しや新規契約時には、保険会社を比較するのが鉄則ですので、無料相談サービスを積極的に活用すべきです。
また、保険相談時に、保険商品を勧められたからといって、無理に加入する必要はありません。「即決せずに一旦持ち帰り再検討する」「納得できる保険の提示があった場合に限り契約する」など、その場の雰囲気に流されないためにも、相談前にルールを作っておくことを強くお勧めます。
保険無料相談サービス | 資本金 |
---|---|
5億771万円 | |
1億円 | |
3,000万円 | |
保険無料相談サービス | 資本金 |
必要な保険を無料オンラインツールで簡単シミュレーション
提供中のライフプラン・シミュレーションソフトでは、将来のキャッシュフローやライフプランをシミュレーションできます。保険選びにお役立てください。おすすめの資産運用ツール
もしもの時の社会保障を一括簡単シミュレーション
提供中のもしもの時にもらえるお金(死亡/障害/傷病/出産/失業)では、死亡や障害、出産などの給付額をシミュレーションできます。保険を選ぶ際、参考していだければ幸いです。おすすめの資産運用ツール
関連ブログ記事
[本ページはプロモーションが含まれています]
関連する資産運用情報
- 関連する無料オンラインソフト
- もしもの時にもらえるお金(死亡/障害/傷病/出産/失業)
*死亡/障害/傷病/出産/失業時に給付される社会保険や公的扶助の給付額や要件等を一括チェック - 老齢年金の繰下げ繰上げ受給最大化シミュレーション
*老齢年金の総受給額が最も多くなる受給開始年齢を死亡年齢別に一括シミュレーション計算 - 新型コロナウイルス給付金(事業支援)判定ツール
*事業者向けの新型コロナウイルス給付金(持続化給付金)の給付額をオンラインでシミュレーションします - 新型コロナウイルス給付金(生活支援)判定ツール
*世帯主向けの新型コロナウイルス給付金(生活支援臨時給付金)30万円がもらえる可能性を暫定的にシミュレーション判定 - 保険返戻金の年利計算ソフト
*学資保険や個人年金保険などの年利を計算して、返戻率や単純利回りと比較 - 教育費診断ソフト
*必要とされる教育資金などを、ライフプランをもとにオンラインでシミュレーションします - 税金社会保険計算ソフト
*税金・社会保険の支払額(所得税額や都道府県民税の所得割額、厚生年金保険料など)をオンラインで同時にシミュレーションします - 法人税額計算&個人事業比較ソフト
*法人税や事業税等を簡単計算