超低リスク資産運用法
■ 普通預金等
銀行に資産を預け(貸し付け)る商品です。金利を得るため、及び、資産を守るために利用されることが多いです。一金融機関につき元本1,000万円(その利息を含む)までが、ペイオフ(預金保護)の対象となり預金保険法により保護されています。- 普通預金等
- 投資初心者レベル (*お手軽)
- リターンは皆無に等しい
- ■超低リスク (*リスク内訳)
- 価格変動リスク
信用リスク為替リスク
流動性リスク金利変動リスク
インフレリスク
■ 定期預金(定額貯金・積立預金)
銀行に期間を決めて資産を預け(貸し付け)る商品です。普通預金よりも金利が良い。原則的に中途解約が可能ですが、金利が不利になったり、手数料がかかったり、手続きが煩雑だったりします。一金融機関につき元本1,000万円(その利息を含む)までが、ペイオフ(預金保護)の対象となり預金保険法により保護されています。なお、「仕組預金」と呼ばれる定期預金は、発行する金融機関に有利なデリバティブ条件(例:中途解約で元本割れする)が付いているので、日本円建てのものでも、通常の定期預金に比べるとリスクが高くなります。
- 定期預金(定額貯金・積立預金)
- 投資初心者レベル (*お手軽)
- 非常に小さなリターンが期待できる
- ■超低リスク (*リスク内訳)
- 価格変動リスク
信用リスク為替リスク
流動性リスク金利変動リスク
インフレリスク
■ iDeCo(*定期預金)
iDeCo(個人型確定拠出年金)は、毎月12,000円~68,000円を拠出する年金制度で、掛金全額が確定申告時に所得控除されるなどのメリットがあります。拠出先を超低リスクの定期預金に限定することにより、定期預金のリターンに加え、経済的利益(所得控除による減税額)を受けることができます。ただし、経済的利益が生じるのは口座管理料などの運用費用より所得控除額が多い場合に限定されるほか、所得税の納税額により経済的利益(減税額)は大きく変動します。なお、定期預金の場合、一金融機関1,000万円までならば元利保証されます。
- iDeCo(*定期預金)
- 投資初級者レベル (*少し難しい)
- それなりのリターンが期待できる
- ■超低リスク (*リスク内訳)
- 価格変動リスク
信用リスク為替リスク
流動性リスク金利変動リスク
インフレリスク
- リターン:所得税の納税額に依存する(*納税額が多いほど有利)
- 流動性リスク:原則的に60歳まで途中引き出しができないため
- 信用リスク:一金融機関あたり1,000万円以内
- インフレリスク:物価に連動しないため(*物価下落時には逆転)
■ 個人向け国債(*固定金利型)
国債は国に対してお金を貸す商品であり、「国が発行する債券」=「国の借金」を意味します。ペイオフ(預金保護)の対象ではありませんが、日本国が全額を保証しています。固定金利型の個人向け国債には、3年・5年の2種類あります。
- 個人向け国債(*固定金利型)
- 投資初心者レベル (*お手軽)
- 非常に小さなリターンが期待できる
- ■超低リスク (*リスク内訳)
- 価格変動リスク
信用リスク為替リスク
流動性リスク金利変動リスク
インフレリスク
■ 個人向け国債(*変動金利型)
国債は国に対してお金を貸す商品であり、「国が発行する債券」=「国の借金」を意味します。ペイオフ(預金保護)の対象ではありませんが、日本国が全額を保証しています。変動金利型の個人向け国債としては、10年ものがあります。
- 個人向け国債(*変動金利型)
- 投資初心者レベル (*お手軽)
- 非常に小さなリターンが期待できる
- ■超低リスク (*リスク内訳)
- 価格変動リスク
信用リスク為替リスク
流動性リスク金利変動リスク
インフレリスク
■ 利付国債
国債は国に対してお金を貸す商品であり、「国が発行する債券」=「国の借金」を意味します。ペイオフ(預金保護)の対象ではありませんが、日本国が全額を保証しています。利付国債は3種類あり、2年・5年の中期国債と、10年の長期国債で、全て固定金利型です。個人向け国債と異なり取引市場が存在するので、償還前に自由に売買ができること、取引価格が変動することが相違点として挙げられます。
- 利付国債
- 投資初級者レベル (*少し難しい)
- 非常に小さなリターンが期待できる
- ■超低リスク (*リスク内訳)
- 価格変動リスク
信用リスク為替リスク
流動性リスク金利変動リスク
インフレリスク
■ ふるさと納税(返礼品)
ふるさと納税は、実質的に自己負担額2,000円で地方自治体に寄附できる制度です。地方自治体によっては寄附のお礼として返礼品(寄附額の30%相当額)がもらえるので、超低リスクで経済的利益を受けることができます。ただし、経済的利益が生じるのは2,000円相当以上の返礼品を入手できる場合に限定されるほか、所得税の納税額により経済的利益(返礼品)は大きく変動します。
- ふるさと納税(返礼品)
- 投資初級者レベル (*少し難しい)
- 非常に大きなリターンが期待できる
- ■超低リスク (*リスク内訳)
- 価格変動リスク
信用リスク為替リスク
流動性リスク金利変動リスク
インフレリスク
- リターン:所得税の納税額に依存する(*納税額が多いほど有利)
関連する資産運用情報
おすすめの資産運用情報
- 定期預金(1年以内)金利比較ランキング
最速資産運用 ma-bank.net 2023/09/22更新
定期預金(3ヶ月~1年)を高金利順に比較ランキング。最新金利やキャンペーン情報を随時更新。預金額ごとに受取利息を自動計算。中途解約等のトラブル対策を解説。- ネット定期預金(1年以内)金利比較ランキング
最速資産運用 ma-bank.net 2023/09/15更新
インターネット定期預金(3ヶ月~1年)を高金利順に比較ランキング。最新金利やキャンペーン情報を随時更新。預金額ごとに受取利息を自動計算。中途解約等のトラブル対策を解説。- 個人向け国債キャッシュバック比較ランキング
最速資産運用 ma-bank.net 2023/09/07更新
個人向け国債キャンペーンをキャッシュバックが多い順にランキング比較。購入額から利回りを簡単シミュレーション(国債購入額10億円まで対応)。個人向け国債と利付国債の解説。- ふるさと納税・お得な寄付
最速資産運用 ma-bank.net 2019/06/26更新
実質2,000円の負担で全国各地の特産品が超低リスクでもらえる「ふるさと納税」を中心に解説。所得税の寄附金控除・個人住民税の寄附金の税額控除について。- iDeCo(確定拠出年金)で無理なく賢く節税
最速資産運用 ma-bank.net 2023/08/28更新
iDeCo(確定拠出年金)で賢く節税するポイントを解説。個人型年金(iDeCo)と企業型年金(企業型DC)の違い、節税のポイント、超低リスク運用法、NISAとの併用など。- 投資初心者の資産運用法(リスクとリターンの一覧)
最速資産運用 ma-bank.net 2015/02/27更新
資産運用の初心者向けにリスクとリターンを一覧化。関連する投資情報の紹介。
[本ページはプロモーションが含まれています]
更新履歴
関連する資産運用情報
- 関連する無料オンラインソフト
- ライフプラン・シミュレーションソフト
資産や収支を確認した上で、将来のキャッシュフローやライフプランをシミュレーションします。 - 投資利回りランキング一括比較ツール
投資額を入力するだけで投資先の利回りを一括計算してランキング比較。国債/定期預金/投資信託/株式投資/CFD/不動産投資等 - 資産運用タイプ診断
初心者向け入門ツール。3つの質問から資産運用タイプを判定します。
- 参考先リンク
- はじめての資産運用 日経BP社 www.nikkeibp.co.jp
ファイナンシャルプランナーによる資産運用の連載講座 - 『個人向け国債』のご案内 財務省 www.mof.go.jp
個人の方が買いやすく安全・手軽・選べる個人向け国債は固定金利型3年・5年、変動金利型10年
同じカテゴリの資産運用情報
- 年金受給者の資産運用法 (2023/04/14 更新)
老齢年金の極大化(在職老齢年金や雇用保険との調整の回避方法、年金の繰下げ受給、加給年金額と振替加算)、生活保護の併用、年金定期預金の活用など。 - 主婦(主夫)の資産運用法 (2018/02/14 更新)
専業主婦(主夫)の資産運用方法。パートで稼ぐ際の注意点(配偶者控除や国民保険の第3号被保険者等)、両親を活用して資産運用、主婦向けの資産運用方法、夫の死後の資産運用。 - 超低リスク資産運用法 (2017/11/22 更新)
国が元本と利息を保証するもの。一般的にリスクは極めて限定的だがリターンも少ない。 - ローリスク資産運用法 (2017/11/22 更新)
元本割れをする可能性を否定できない資産運用法。一般的にリスクは低いがリターンも高くない。 - 中リスク資産運用法 (2017/11/22 更新)
投資額以上に損失を被ることはないもの。リスク・リターン共にある程度高い。 - 1万円からの資産運用法 (2017/11/22 更新)
1万円からの超少額投資。毎月積立型を中心に超低リスクからハイリスクまでの10以上の資産運用方法を例示。リターンや詳細なリスクについても解説。 - ハイリスク資産運用法 (2015/11/24 更新)
投資額以上に損失を被る可能性のあるもの、あるいは、リターンを得る確率が非常に低いもの。リスク・リターン共に非常に高い。 - 投資初心者の資産運用法(リスクとリターンの一覧) (2015/02/27 更新)
資産運用の初心者向けにリスクとリターンを一覧化。関連する投資情報の紹介。 - 元本保証型の資産運用法 (2010/06/24 更新)
全商品を元本保証型で運用。高い収益性は望めないが、元本割れのリスクがない資産運用方法。 - 貯蓄重視型の資産運用法 (2010/06/24 更新)
資産の大部分を元本保証型で運用。元本を確実に確保したい人に向いている資産運用方法。 - 安全投資型の資産運用法 (2010/06/24 更新)
元本保証型の比率を高めつつ、リスクの低い債券等へ配分することにより、着実な資産増加を期待する資産運用方法。 - バランス運用型の資産運用法 (2010/06/24 更新)
バランスよく資産を配分することにより、中長期的に安定的な資産増加を期待する資産運用方法。 - 収益重視型の資産運用法 (2010/06/24 更新)
リターン及びリスクが共に高い資産へ多く配分することにより、中長期的な資産の成長を重視する資産運用方法。 - 積極投資型の資産運用法 (2010/06/24 更新)
リターン及びリスクが共に高い資産を中心に運用を行い、より高い運用利回りを追求する資産運用方法。
このページを他の人に教える
ご意見ご要望をお聞かせ下さい
過去のご意見ご要望については、ご意見ご要望&回答一覧で確認できます。よくある質問もお読み下さい。利用規約をお読み下さい
本サイトのご利用にあたっては利用規約を必ずお読み下さい。本サイトは断りがない限り「消費税込」で料金表示をしています。(2019/10/01)