企業型401Kの運用商品について調べてみた
個人型401Kを運用したり(iDeCo運用レポート20151011)、ノーロードのインデックスファンド比較等を運営したりしているせいか、401K向け運用商品への関心が..
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「最速資産運用」運営者より:
個人型401Kを運用したり(iDeCo運用レポート20151011)、ノーロードのインデックスファンド比較等を運営したりしているせいか、401K向け運用商品への関心が非常に高いです。特に信託報酬を中心に、各インデックス投信の運用コストが気になります。今回、同族会社の節税:役員報酬と選択制確定拠出年金を更新した際、「企業型401K(SBI証券ダイレクト401Kプラン)」の運用商品(インデックス投信)について調べました。
予想していたことですが、信託報酬が圧倒的に安いです。
企業型401K(SBI証券ダイレクト401Kプラン)の運用商品
- 国内株式
- DC日本株式インデックス・オープンS:信託報酬 0.2000%
- 先進国株式
- DIAM外国株式インデックス〈DC年金〉:信託報酬 0.2500%
- 新興国株式
- 年金積立インデックスファンド 海外新興国(エマージング)株式:信託報酬 0.5500%
- 国内債券
- DC日本債券インデックス・オープンS:信託報酬 0.1600%
- 先進国債券
- 野村外国債券インデックスファンドDC:信託報酬 0.2100%
- 新興国債券
- インデックスファンド 海外新興国(エマージング)債券:信託報酬 0.5200%
- 国内REIT
- SMT J-REITインデックス・オープン:信託報酬 0.4000%
- 先進国REIT
- SMT グローバルREITインデックス・オープン:信託報酬 0.5500%
- バランス型
- SBI資産設計オープン〈スゴ6〉:信託報酬 0.6800%
- DCインデックスバランス80:信託報酬 0.2000%
- DCインデックスバランス60:信託報酬 0.1900%
- DCインデックスバランス40:信託報酬 0.1800%
- DCインデックスバランス20:信託報酬 0.1700%
ちなみに、自分が加入している個人型401kの運用商品(インデックス投信)は以下の通りです。
個人型401kの運用商品
- 国内株式
- DC・ダイワ・ストックインデックス225:信託報酬 0.52%
- 先進国株式
- インベスコ MSCIコクサイ・インデックス・ファンド:信託報酬 0.70%
- 新興国株式
- インデックスファンド海外新興国(エマージング)株式:信託報酬 0.55%
- 国内債券
- インデックスファンド日本債券(1年決算型):信託報酬 0.45%
- 先進国債券
- ダイワ投信倶楽部外国債券インデックス:信託報酬 0.65%
- 新興国債券
- インデックスファンド海外新興国(エマージング)債券(1年決算型):信託報酬 0.52%
- 先進国REIT
- DCダイワ・グローバルREITインデックスファンド:信託報酬 0.53%
更に、企業型401Kと個人型401Kの信託報酬について、まとめると以下の通りです。全般的に企業型401Kの方が安いですね。
項目 | 企業型401K | 個人型401K |
---|---|---|
国内株式 | 0.20% | 0.52% |
先進国株式 | 0.25% | 0.7% |
新興国株式 | 0.55% | 0.55% |
国内債券 | 0.16% | 0.45% |
先進国債券 | 0.21% | 0.65% |
新興国債券 | 0.52% | 0.52% |
国内REIT | 0.40% | なし |
先進国REIT | 0.55% | 0.53% |
新興国REIT | なし | なし |
バランス型 | 0.68%等 | なし |
正直なところ、個人型401Kにしか加入できない身分なので、企業型401Kが羨ましい限りです。掛金上限が多い上に、信託報酬などの運用コストも安い。しかも取り扱っているインデックス投信の種類も豊富。
何とかして入りたいが、現実的に加入することはできません。
希望もあります。
同族会社の節税:役員報酬と選択制確定拠出年金で触れている通り「企業型401K(SBI証券ダイレクト401Kプラン)」が、中小企業が導入しやすい選択制確定拠出年金プランなのです。役員1人の会社でもOKですから、お手軽そのものです。
自分の場合、個人型401Kの掛金上限は月23,000円です。所属する会社(=同族会社)に、上記の企業型401Kを導入すれば掛金上限が55,000円に増えるので、更なる節税効果が期待できます。
しかも、企業年金制度等の見直しに伴う税制上の所要の措置|厚生労働省によると、2017年1月から企業型401K加入者は、更に月20,000円を個人型401Kとして追加できるようなのです。
ただし、ネックとなるのは費用と手間です。少なからぬ導入コストがかかりますし、もちろん毎月の運営費も発生します。税金や社会保険の負担額を削減する効果は確かにありますが、運用の手間を含めて考えると、やはり躊躇してしまいます。
2017年1月の改正時には、「簡易型DC制度」や「個人型DCへの小規模事業主掛金納付制度」が創設されます。中小企業向けの制度であり、細かい部分は不明ですが、現在よりも費用と手間が削減されるものと思われます。
おそらく自分の場合、それまでは個人型401Kのままでしょう。。。
SBI証券ダイレクト401Kプラン
「企業型401K(SBI証券ダイレクト401Kプラン)」の主なメリットは以下の通りです。- 人数規模に関係なく1人から導入可能(*役員1人でもOK)。
- 圧倒的な低コスト:1年目17万円~(*2年目以降は年6.7万円~)。
- 年27.3万円の資金繰り改善効果(*役員報酬月額50万円&掛金月額5.5万円のケース)。
- 低コストかつ豊富な運用商品。
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